先日、東京ビッグサイトの「IT Week」と、丸の内の「AI博覧会」をハシゴしてきました!そこで今のAI業界のリアルな空気を感じてきたので、ちょっと自分なりの感想や考察をシェアしたいと思います。
■ ぶっちゃけ、AIツールの「箱」はもう差別化できない
展示をぐるっと見て一番強烈に感じたのは、「あ、どれも似てるな」ってことでした。
ユーザーがテキストを打ち込んで、AIが何かを返す……というサービス構造にもう一本化されちゃってて、パッと見の差別化がすごく難しくなっているんですよね。AIエージェントのツールもどれも窓口(UI)が同じに見えて、アプリという「箱」の形だけじゃ、もはや競争優位性は測れないフェーズに来ているなと感じました。!
■ データ量が逆転した世界と、これから伸びる領域
そんな中、日本マイクロソフトの西脇さんの登壇がすごく面白かったです。なんと、「現在ネット上にあるAI生成データの量(テキスト・画像・音声すべて)が、ついに人間が作ったデータ量を超えた!」という衝撃的なグラフを出されていました。
その上で西脇さんは、「これからは社内に閉じている情報や、個人のローカルデータを使った個別チューニングが鍵になる」ということ、そして「共通の課題として残っている『フィジカル(物理)領域』へ広がっていくだろう」と主張されていて、すごく納得感がありました。
■ LLMは「スマホ」になる(私の予測)
こうした流れを見ていて、個人的にはこんな未来を予測しています。
いま話題のLLM(大規模言語モデル)の技術って、やがて今のiPhoneみたいな感じで「誰もが持ってる当たり前のインフラ」として主流化していくと思うんです。そうなると、その上に乗っかるツールやアプリ、それを活用した商材がこれからもっと大量に市場へ出回るようになりますよね。
■ じゃあ、どこに価値が残るの?
そんなAIツールで溢れ返る時代に、どこに「商品価値」が残るのか?個人的には、次の2つだと思っています。
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物理領域(フィジカル)
ハードウェアやロボットみたいに、物理的な壁がある領域はまだまだ課題だらけです。だからこそ、そこに大きな価値が残っています。 -
サービス領域における「人間同士の接点」
AIの窓口がどれも同じになるなら、勝負の分かれ目は「各個人に寄り添うサービスを、いかに爆速で実装できるか」になりますよね。
お客さんのニーズって都度変わるものだから、「相手が何を求めているのかを探る」「イメージを共通認識としてすり合わせる」「お互いの意思疎通を言語化・視覚化する」といった、AIを使う手前の**「人間同士の泥臭いコミュニケーションと要件定義」**にこそ、私たちが一番注力すべきなんじゃないかと感じました。


