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Office 365 の認定資格(MS-900)を受けるモチベーション

Last updated at Posted at 2021-05-03

Microsoft の資格を取り始めてから個人の副業が増え始めたことを伝えたい

こんにちはスダです。

とある企業で、情シスをしながら、個人で中小企業むけの情報システム管理の構築や運用サポートを副業で行なっています。もともとはサーバーサイドの開発をしていたのですが、仕事が楽なのと、一度覚えた知識が長く活用できるので、情シス業務に転向した、という稀なパターンだと思います。

で、本シリーズでは、情シススキルを生かして、副業的なお仕事をとっていく、ということを目的にTipsなどをお伝えしていこうと思いますが、今回は、Microsoft の資格試験のススメについてお話したいとおもいます。

Microsoft 認定資格 とは

昔から、MCPとか、MCSAとか、MCSEとかいっていた、あれ、です。

ただし、旧資格体系と考え方がちょっとちがって、ロールベース資格体系なのだそうです。
資料は以下となります。[MCSA、MCSD、MCSE認証は廃止されます。ロールベースの認定への継続的な投資]
https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-learn-blog/mcsa-mcsd-mcse-certifications-retire-with-continued-investment/ba-p/1489670?BlogId=8&Id=375282

[ロールベースの認定資格]
https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/certification-overview.aspx

image.png

大雑把に言うと、いくつかロールがある。

  1. 一般のビジネスユーザー向け
  2. ビジネスの管理業務(社内情シス)における・・・
    1. 社内コミュニケーション管理者
      1. Office 365 (MS-900, MS-700)
    2. 社内業務系のプロセス基盤の管理者
      1. Power Platform (PL-900, PL-600)
      2. Dynamics365 (MB-910, MB-920)
  3. もう少しインフラよりのサーバーを活用したいチームにおける・・・
    1. インフラやセキュリティの管理 (AZ-900, AZ-104, SC-300)
    2. データや機械学習のスペシャリスト (DP-900, DP-203, AI-900, AI-102)
    3. アプリ開発のスペシャリスト (AZ-220, AZ-204, AZ-303, AZ-400)
  4. 全体的に情報セキュリティ
    1. セキュリティとコンプライアンス (SC-900, SC-300, SC-200, AZ-500)

このあたりがどこでも使えそうな気がします。
もっと細かいところでは、Office 開発者とか MS技術の教育者とか、SAPとか他にもいろいろありますがいったんおいておきます。このなかでも、特につぶしがきくというか、簡単にとれて、すぐに活用できそうなのが、900系の初心者資格です。
Microsoftの技術はよくもわるくも、種類が多いし、公式のドキュメントがまわりくどくて、抽象的な説明が多いしわかりにくいので、全体を俯瞰するのが難しいのですが、900系をいったんとっておくと、全体を見渡すのが楽になるのでドキュメントを見るスピードも上がるし即戦力になります。

AZ-900 >> Azureの基礎
MS-900 >> Microsoft365の基礎

基礎といいつつ、セキュリティの概念とか、ライセンスの整理とかいろいろ網羅されているのがいいですね。
今回は特に MS-900 をお勧めします。

認定資格のメリット・Linux とか Oracle とか Google とか AWS よりもオイシイ理由

10社以上見てきて思ったのですが、わりと長く使える資格です。移り変わりが少ない高値安定の資格といえます。

細かいことはいろいろあるのですが、Microsoftの資格です。もっていると転職の際に、ドヤ顔で、給料があがります。
AWSとかGoogleの方が、個人事業主とか外注の若者界隈のビジネスでは盛り上がっている気もしますが、そこそこ安定企業にサラリーマンとして入るにはMicrosoftが最強です。昔はIBMとかOracleのほうが強かったのかもしれません。いまは、NotesにたいしてExchangeと、Sharepointがとってかわり、Oracleに対して、どんどん SQL Serverがとってかわり、、ノベルに対して、Active Directory があり。社内システムのインフラはほぼほぼ Microsoft 技術といってよいでしょう。

(Pearson VUE 公式・曰く) Microsoft 認定資格は、デジタルおよびクラウド ビジネスにおけるスキルの習得について、世界的に認められ、業界に支持された証拠を提供することで、専門的な優位性を提供します。認定資格の取得により、技術専門家の67%が仕事で実行する能力に対して自信を持てるようになったと回答し、41%が仕事の満足度の向上を報告し、35%の給与または賃金が増加しました。- 2018 Pearson VUE Value of IT Certification

Startup 企業では、Google、Salesforce、Slack、BoxがあればOK、というケースもなくはないですが、直近の給与がやすいのと、ある程度成長すると、それらのログイン基盤や情報統制を、Office365(というかその認証基盤であるAzure AD)をベースに整理し出して、社内はTeamsをポータルにし始めることが多いので、いずれにしても逃れられません。。。そうしないと、IPOなり、MAなりが進まないのです。

といいつつ、Googleも、Salesforceもしっかり使っていくつもりですが、とりあえず今回は Microsoft 資格の話をします。

Microsoft 365 基礎(MS-900) の中身とアプローチ方法

Teams使ったことがあって、Office 365はなにか知っている人は多いとおもいますが、管理者の経験はすくないとおもいます。
Microsoft 365 Business を、1つとか2つの月次のライセンスでいいので買って構築すると、すぐにわかります。
参考書買うよりも安いのでこの方法がお勧めです。そのうえで、Microsoft Learn をやりましょー。
簡単なんですが、予習しておかないと落ちます。

image.png

Via MS-900 Learning Path

まずはここから Fundamental(初級編)

image.png

次回は試験形式につづきます。
↓↓↓↓↓↓↓
https://qiita.com/sudakeisuda/items/45a75da85b3e4888a7ed

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