はじめに
この記事は、NTTテクノクロス Advent Calendar 2024 2日目です。
NTTテクノクロスの神長(ジンチョウ)です。社内では、モバイル向けアプリ開発・技術支援、開発ガイド執筆、社内研修講師、インターンシップ講師を担当してます。
また、業務外では以下活動を行ってます。
- 学生向けプログラミング教育(県内小学校、都内高等学校、他県大学)(社外ブログ『エンジニアが本気で⼩学⽣向けプログラミング教育をやってみた』を参照)
- 技術書典17へ書籍の出展(生成AIではじめるプログラミング体験ガイド)
引用元サイト
この記事は、以下サイトの情報を引用してます。
GitHub Copilot for Xcode
GitHub Universe 2024 で発表された 『ソースコードを速く、スマートに作成できるAIペアプログラマツール』 です。ソースコード入力時にインラインコーディングの提案を行うXcode(統合開発環境)の拡張機能です。
GitHub Copilotとの違い
GitHub CopilotでもAppleデバイス向けのアプリケーションの開発で利用されるSwift/Objective-C(プログラミング言語)をサポートしていましたが、GitHub Copilot for Xcodeは、XcodeでGitHub Copilotの機能が利用できます。
デフォルト機能
キー | 機能 |
---|---|
Tab | GitHub Copilot for Xcodeが提案したソースコードを入力する。 |
Option | GitHub Copilot for Xcodeが複数の提案をした場合、その全てを表示する。 |
Option + Tab |
GitHub Copilot for Xcodeが複数の提案をした際、その中から提案を選択してソースコードを入力する。 |
Tips
Xcodeの『Key Bindings』の設定で 『GitHub Copilot』でフィルタをするとデフォルト機能以外の機能(メニューからのみ利用可能な機能)もキーに割り当てが可能。
ライセンス&環境
ライセンスと利用可能な環境は以下の通りです。
インストール
brew
ターミナルで 『brew install --cask github-copilot-for-xcode』 を実行する。
ダウンロード
以下手順に則り、インストールを行います。
- CopilotForXcodeの 『the latest Release』 から最新のdmg(ディスクイメージ)をダウンロードする。
- DLしたdmgを開き『GitHub Copilot for Xcode.app』を『Applications』へコピーする。
- GitHub Copilot for Xcode.appの初回起動時は、警告のPopUpが出るが 『開く』 を選択してアプリを起動する。
- Macのアクセシビリティを以下の様に設定する。
- 以下画面が表示されるので『Continue』ボタンを押し、『Open System Preferences』ボタンを押して、『GitHub Copilot for Xcode Extension』の許可設定を行う。
インストール後の設定
GitHub Copilot for Xcode
GitHub Copilot for Xcode.appからGitHubにログインを行い、アプリ画面とブラウザ画面で以下表示がされれば設定完了です。
Xcode
前述の設定が完了した状態で、Xcodeから任意のプロジェクトを開いた際に以下PopUpが表示される。 『許可』 を選択することでGitHub Copilot for Xcodeが利用可能となる。
コーディングデモ
エディタ上でコメントを行うことで、GitHub Copilot for Xcodeからソースコードの提案が行われる。本デモでは『デフォルト機能』で説明したTabを実行しています。
最後に
最後まで読んで頂き、ありがとう御座います。
3日目となる明日の記事も楽しみにして頂ければと思います。