はじめに
先日、AWS Certified Machine Learning - Specialty (MLS) に合格しました。
正直に告白すると、今回はどうしてもモチベーションが上がりませんでした。
元々の知識がゼロだったことへの不安もあったと思います。「半期に1つAWS資格を取得する」と心に決めていなければ、確実に挫折していたはずです。
この記事では、そんな 「やる気が出ない」「知識がない」状態から、どうやって自分を騙し騙し合格まで持っていったか、そのプロセスを綴ります。
これからMLSを受ける方、あるいは 勉強しなきゃいけないのにやる気が出ない方の参考になれば幸いです。
受験のきっかけ
MLSを選んだ理由は、わりと単純なものでした。
- 先輩の言葉:同じチームの先輩が「MLSはいけるぞ」と言っていたから
- アソシエイトへの飽き:アソシエイトレベルの試験には慣れてきてしまい、刺激が欲しかった
- 0→1の学び:全く知らない分野を勉強したい気分だった
勉強期間と進捗
期間は約1ヶ月(4週間)です。最初の2週間は本当に進みが遅かったです。
以下に追加で、week 4では模試の受験も実施しました!
| 時期 | 進捗状況 | メンタル |
|---|---|---|
| Week 1 | 問題集1周目(前半) | 知識0すぎて辛い。 |
| Week 2 | 問題集1周目(後半) | まだ1周終わらない... |
| Week 3 | 問題集2周目 | だんだん用語が定着してくる。 |
| Week 4 | 問題集3, 4周目 |
焦りにより覚醒。怒涛の追い込み。 |
使用教材
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CloudLicense
- ひたすらこれを解きました。解説を読んで理解することに重点を置きました。
生き字引(またはAI)の活用
機械学習特有の用語や概念は、テキストだけでは理解しづらいことが多々あります。
私は 「AI関連の知識のある人(生き字引)」を確保し、質問攻めにしました。
もし身近にそういう人がいない場合は、ChatGPTやClaude、Geminiなどの生成AIに「小学生でもわかるように教えて」と聞くのが一番の近道だと思います。
勉強環境とメソッド
モチベーションが低い自分を動かすために、環境づくりには徹底的にこだわりました。
1. ポモドーロテクニックの採用
基本は 「25分勉強 / 5分休憩」 のサイクルを採用しました。
「とりあえず25分だけやるか」というハードルの低さが、着手への抵抗を減らしてくれました。
※裏話
記事のタイトルで「ポモドーロ」と言いつつ、試験直前のWeek 4は 焦りがピークに達し、タイマーなんてなくても勝手に集中モード に入っていました。結局、一番の着火剤は「締め切り」かもしれません。
2. 形から入る(カフェインとBGM)
- 自宅::最近導入したエスプレッソマシンで本格ラテを作り、お気に入りの飲み物で機嫌を取る。
- 外:家でダラけてしまう時は、シェアラウンジやカフェに課金して強制力を働かせる。
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BGM:「あつまれ どうぶつの森」のポモドーロBGMや、広告なしの作業用BGM(lofiとか)を活用。歌詞がないものが集中しやすかったです。(ちなみにあつもりの推しはニコバンです

最近はうさぎ住民を集めてます
)
3. 「巻き込み」作戦
一人だとサボるので、他人を巻き込みました。
- ガチ勉強会の開催:他の試験日が近い人と一緒に勉強する場を設けました。
- 宣言:「今日はこれから勉強します」と他人に勝手に宣言し、引くに引けない状況を作りました。
モチベ維持のための「逃げ」のルール
無理をして嫌いになっては元も子もないので、自分への逃げ道も用意しました。
- 8時間睡眠:睡眠不足は敵。しっかり寝る。
- 潔くやめる:勉強に取り掛かれたとしても、どうしても集中が続かない時は潔くやめる。「今日は無理!」と割り切ることも大事にしました。
まとめ
知識ゼロ、モチベゼロからのスタートでしたが、「環境を変える」「人を巻き込む」「美味しいドリンクを飲む」 という周辺環境のアプローチでなんとか合格できました。
MLSは専門用語が多く最初は面食らいますが、やっていくうちに点と点が繋がる感覚がありました。
これから受験される方、モチベが上がらなくても合格はできます!頑張ってください!