GitHub リポジトリのコミット履歴をクリアする手順
こんにちは、@studio_meowtoon です。今回は GitHub リポジトリのコミット履歴をクリアする手順を紹介します。
実現すること
GitHub リポジトリのコミット履歴を完全に削除します。ただし、ソースコードは現在の内容を維持します。
GitHub リポジトリのコミット履歴を完全に削除することは、通常は非推奨であり、実施することは検討すべき重大な行動です。コミット履歴を削除すると、リポジトリの歴史が全て失われます。
master ブランチのコミット履歴を削除する手順
リポジトリをチェックアウトします。
$ cd TO_LOCAL_GITHUB_REPOSITORY
$ git checkout --orphan orphan_branch
Git コマンドを使用して新しい孤立したブランチ (orphan ブランチ) を作成するコマンドです。ここで orphan_branch は新しいブランチの名前を表します。
全てのファイルを追加・コミットします。
$ git commit -am "Initial commit"
master ブランチを削除して、現在のブランチの名前を master に変更します。
$ git branch -D master
$ git branch -m master
ローカルリポジトリをリモート(GitHub)へ強制的に更新します。
$ git push -f origin master
ここまでの作業で、master ブランチのコミット履歴が完全にクリアされました。
develop ブランチを削除する手順
ローカルの develop をブランチを削除します。
$ git branch -D develop
リモート(GitHub)の develop をブランチを削除します。
$ git push origin -d develop
ここまでの作業で、develop ブランチを完全に削除することができました。
まとめ
- GitHub リポジトリの master ブランチのコミット履歴をクリアすることができました。
- また、develop ブランチを完全に削除することができました。
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