はじめに
初心者でも簡単にアプリが作れる!Makeですが、Routerモジュールを使うとき条件の選択肢がたくさん出てきて(しかも英語で)どれを選べはいいか分からない。
と思ったことありませんか?
プログラミングに触れたことが無い人からすると、このたくさんの選択肢から正しい1つを選ぶのってハードル高いですよね。
なので、ここに出てくる選択肢を全部日本語にしてみました!
前提:条件判断の考え方
Events[]
Message
Type
には
- 文字なら
text
- 写真や動画なら
image
- スタンプなら
sticker
が入る。
上のグレーの文字部分を②に設定して、①の条件を選択する。
③に text
が入力されれば条件が合うので処理が行われる。
プログラミングのコードで書くと、新たに入力される値③を $new_data
という変数に代入して、②「text」と同じかどうかをチェックする場合、下のようなコードを書きます。
if($new_data == "text"){
}
「==」は Text operators: Equal to
(等しい)を表します。
上の例では
左【③】 =【①】 右【②】
という式が成り立つ
この考え方を当てはめて条件を設定します。
Basic operators:基本演算子
1番使うことが多いだろう基本の選択肢。②が有るか無いかだけで条件設定。
- Exists:存在する - 特定のバンドル項目が入力されているかどうかを確認します。この演算子を使用すると、たとえば、写真を含む Facebook の投稿のみがシナリオの次のモジュールに渡されるようにするフィルターを作成できます。
- Not exists:存在しない - 存在するの反対です。特定の項目が入力されていないバンドルのみを許可します。
Text operators:テキスト比較演算子
- Equal to:等しい
- Equal to (case insensitive):等しい (大文字と小文字を区別しない)
- Not equal to:等しくない
- Not equal to (case insensitive):等しくない (大文字と小文字を区別しない)
- Contains:含む
- Contains (case insensitive):含む (大文字と小文字を区別しない)
- Does not contain:含まない
- Does not contain (case insensitive):含まない (大文字と小文字を区別しない)
- Starts with:指定した値で始まる
- Starts with (case insensitive):指定した値で始まる (大文字と小文字を区別しない)
- Does not start with:指定した値で始まらない
- Does not start with (case insensitive):指定した値で始まらない (大文字と小文字を区別しない)
- Ends with:指定した値で終わる
- Ends with (case insensitive):指定した値で終わる (大文字と小文字を区別しない)
- Does not end with:指定した値で終わらない
- Does not end with (case insensitive):指定した値で終わらない (大文字と小文字を区別しない)
- Matches pattern:パターンに一致する
- Matches pattern (case insensitive):パターンに一致する (大文字と小文字を区別しない)
- Does not match pattern:パターンに一致しない
- Does not match pattern (case insensitive):パターンに一致しない (大文字と小文字を区別しない)
Numeric operators:数値演算子
- Equal to:等しい ==
- Not equal to:等しくない !=
- Greater than:より大きい >
- Less than:より小さい <
- Greater than or equal to:より大きいか等しい >=
- Less than or equal to:より小さいか等しい <=
Datetime operators:日付時刻演算子
- Equal to:等しい ==
- Not equal to:等しくない !=
- Later than:より遅い >
- Earlier than:より早い <
- Later than or equal to:より遅いか等しい >=
- Earlier than or equal to:より早いか等しい <=
Time operators:時間演算子
- Equal to:等しい ==
- Not equal to:等しくない !=
- Greater than:より大きい >
- Less than:より小さい <
- Greater than or equal to:より大きいか等しい >=
- Less than or equal to:より小さいか等しい <=
Boolean operators:ブール演算子(真偽)
- Equal to:等しい TRUE
- Not equal to:等しくない FALSE
Array operators:配列演算子
- Contains:含む
- Contains (case insensitive):含む(大文字と小文字を区別しない)
- Does not contain:含まない
- Does not contain (case insensitive):含まない (大文字と小文字を区別しない)
- Array length equal to:配列の長さが等しい
- Array length not equal to:配列の長さが等しくない
- Array length greater than:配列の長さがより大きい
- Array length less than:配列の長さがより小さい
- Array length greater than or equal to:配列の長さがより大きいか等しい
- Array length less than or equal to:配列の長さがより小さいか等しい
最後に
プログラミングコードが書けなくてもアプリが作れるMakeですが、ここをこうしたい!と思うことを実現するには、基本的なプログラミングの知識は必要だと感じてます。
今回は自分の知らない選択肢があったので調べてみましたが、配列演算子も使えるとか、すごい!! こういうの使いこなせたら面白いだろうな♪