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困った!Googleアナリティクスでフィルター設定したIPアドレスが除外されない場合に行った私の解決法

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検索して出てきたサイトを参考に設定したにもかかわらず、自分のアクセスがカウントされていたことありませんか?

私が公式サイトを含め、色んなサイトを参考になぜ除外されないのか2~3日試行錯誤してやっとわかった原因は、IPアドレスの設定でIPv4アドレスのみ設定していたからでした。
これを試せば5分で解決するかもしれませんよ。

IPv6アドレスを調べる

まずは自分(又は該当)のIPv6アドレスを調べておきます▼

この2つをコピーして Googleアナリティクスに設定.png

IPv4アドレスとIPv6アドレスについて

IPアドレス不足を解消するため、従来の32ビットで表すIPv4アドレスの4倍の長さを持つ、IPv6アドレス(128ビット)が開発されました。

内部トラフィックの定義

Googleアナリティクスの画面に移ります

  1. [管理] → [データの収集と修正] → [データ ストリーム]
  2. 対象のウェブデータ ストリームをクリック
  3. [タグ設定を行う] → [すべて表示] → [内部トラフィックの定義] → [作成]
  4. 自分でわかりやすいルールの名前を入力(日本語OK)
  5. traffic_type パラメータの値を入力(デフォルト値の internal でOK )
  6. [IP アドレス] の [マッチタイプ] を 「IP アドレスが次と等しい」 にして値に 「IPv6」 アドレスを入れて保存

IPv4 アドレス.png
※「IPv4」アドレスも一緒に入れておいて大丈夫です。

データフィルタを作成する

Googleアナリティクスの画面での設定

  1. [管理] → [データの収集と修正] → [データフィルタ]
  2. [フィルタを作成] → 内部トラフィックを選択
  3. データフィルタの名前を入力(他のフィルタ名と被らないように[日本語NG])
  4. 「フィルタ オペレーション」「除外」 を選択
  5. フィルタの状態を有効にする

他と被らないように付ける.png

確認方法

リアルタイムに表示されなければOK.png

アクティブ ユーザーのダイレクトがいるかどうかや、自分の見たページタイトルが表示されていないかなどを基準に判断してください。

まとめ

① IPv6アドレスを調べる ≫ アドレス接続テスト
② Googleアナリティクス管理画面[内部トラフィック ルールの編集]でIPv6アドレスを設定する

自分がIPv6アドレスで接続しているかどうか調べるのがめんどうならIPv4アドレスも一緒に設定しておく

IPv6接続かどうかを確認するには ≫ 参考サイト

追記

IPアドレス横の?マークをクリックすると、ヘルプ(赤枠部分)が出てきたので、もしかしてこれが原因?!と思ってやってみたけれど上手くいきませんでした。

CIDR表記で指定.png

CIDR表記の設定方法

①サブネットマスクを調べる

GoogleアナリティクスQiita用.png

  1. コマンドラインツールを立ち上げてipconfig /allと打ち込みます
  2. 「サブネットマスク」の番号を調べておいてください。

②CIDRを計算する

「CIDR表記」とは「198.51.100.xxx/24」のような形で、「/」を使用することで「IPアドレス/サブネットマスク」を表記し、表記の簡略化を実施する方法のことを指します。

ネットワーク計算ツール でCIDR表記を調べます

ネットワーク計算ツール.png

  1. IPアドレスは自動的に入力されているので、ネットマスクの値を先ほどコマンドラインツールで調べた値に設定
  2. 計算ボタンをクリック
  3. CIDRが計算されるので、値をコピー

③Googleアナリティクス管理画面の設定

ここからGoogleアナリティクスの管理画面に移ります

該当するデータストリーム.png

  1. 管理 ≫ データの収集と修正 ≫ データストリーム
  2. 該当するデータストリームを選択 ≫ タグ設定を行う ≫ もっと見る
  3. 内部トラフィックの定義 ≫ 作成したトラフィックを選択

CIDR表記.png

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