やってみたこと
Chat GPT の Advanced Data Analysis を触ってみます。
とりあえず、金沢市のオープンデータから公衆トイレの一覧(CSV)をダウンロードし、このファイルを Chat GPT に分析してもらいました。
※ Advanced Data Analysis は Chat GPT Plus の機能です。
詳しくは以下のサイトが参考になると思います。
準備
Chat GPT にログインし、GPT-4 の機能を有効にします。
Chat GPT 設定にある Beta features の Advanced data analysis を有効にします。
これで、プロンプトにファイルアップロード用のボタンが表示されます。
公衆トイレの数を求めてみる
CSVファイルをダウンロードし、以下のようにお願いしてみます。
とりあえずファイルを読み込んでくれたっぽいです。
Show work
のボタンを押してみると、python のコードが表示されました。
ちゃんと pandas で CSV を読み込んで、なんかやってますね。
男性用トイレの数を聞いてみたのですが、男性トイレだけでも4種類のデータがあるので、どのデータを使うか聞かれました。お任せしてもよかったのですが、まずはカラム名を指定してお願いしてみます。
手元でCSVファイルを開いて確認したところ、たしかに124ありました。
これもコードを見てみると、読み込んだデータフレームをちゃんと集計しています。
(変数名もなんかそれっぽい)
手元で確認すると確かに女性トイレの総数は59で、男性トイレの方が多いです。
コードはこんな感じ。最後の文はなんか面白いですね。単にどっちが多いかを求めるだけでなく、具体的な数を示すためにわざわざややこしい文を書いてくれてるように見えます。
ということで、自分でコードを書かなくてもデータ分析してくれました。
この程度のことは Excel でマウスを数クリックするだけで求められますが、ちゃんと pandas でデータフレームを読み込んでくれてるので、統計量を求めるといった複雑なこともできるはずです。