前回からの続きです。
今回は「Googleブックスで使用されるID」についてです。
本記事はGoogle Books APIの開発者向けサイトを翻訳して簡潔にまとめたものです。
Google Books IDs
特定のAPIメソッド呼び出しではIDフィールドを指定します。
IDには3つのタイプがあります。
Volume IDs
ボリュームを識別するための一意の文字列
APIを使用してVolumeリソースを返すリクエストを行うことで、Volume IDを取得できます。
Volume IDはidフィールドで確認できます。
Bookshelf IDs
ユーザーのライブラリの本棚を識別するための数値
あらかじめ用意されている本棚には以下の数値が割り当てられています。
- Favorites: 0
- Purchased: 1
- To Read: 2
- Reading Now: 3
- Have Read: 4
- Reviewed: 5
- Recently Viewed: 6
- My eBooks: 7
- Books For You: 8
Bookshelf IDはユーザーごとに一意です。
APIを使用してBookshelfリソースを返すリクエストを行うことで、Bookshelf IDを取得できます。
Bookshelf IDはidフィールドで確認できます。
User IDs
各ユーザーに割り当てられた一意の数値
APIおよびGoogleブックスを介して、他のユーザーのUser IDを取得することはできません。
#GoogleブックスのID
APIで使用するIDは、Googleブックスサイトで使用されるIDと同じです。
Volume ID
Googleブックスでボリュームを表示すると以下のようなURLが表示されます。
https://books.google.com/ebooks?id=buc0AAAAMAAJ&dq=holmes&as_brr=4&source=webstore_bookcard
idパラメータに入っているのがVolume IDです。
Bookshelf ID
Googleブックスで特定の本棚を表示すると以下のようなURLが表示されます。
as_collパラメータに入っているのがBookshelf IDです。
User ID
Googleブックスでライブラリを表示すると以下のようなURLが表示されます。
https://books.google.com/books?uid=11122233344455566778&source=gbs_lp_bookshelf_list
uidパラメータに入っているのがUser Idです。
#最後に
以上、「Googleブックスで使用されるID」でした。
次回は「リソースの操作とクエリパラメータ」です。