はじめに
こんな感じでiRICのアイコンや文字のサイズがチグハグではみ出ていたり表示が崩れて困っていませんか?
一部の文字やアイコンはめっちゃ大きいのに、小さい文字もあったりしてとても見づらいですよね。
なにより可視化結果の部分が小さくて困ってしまいます。
今回はこんな状況に対処していきましょう。
そもそもの原因
結論から言うとWindowsのディスプレイ設定の表示スケールまたは解像度が原因です。
近年、15.6インチ4Kモニタのノートパソコンなんかもありますし、モニタが小さくてもFHD(1920×1080)だったり4K(3840×2160)だったり高性能(dpi1が高い)ですよね。
そんな高DPIのモニタを等倍で使用していると、文字やら何やらすべてがとても小さく表示されてしまいます。なので、高DPIのノートパソコンなんかではデフォルトで表示スケールが大きく設定されていたりします。
私の環境は13.3インチのFHDモニタですが、推奨設定が150%になっています。
この設定でiRICを起動した場合が冒頭の混沌とした画面となりますが、windowsの表示スケールとiRICの相性が悪くこのような状況になっています。
モニタのサイズや解像度、アスペクト比やPCの機種等にもよって状況が変わるようで、この表示スケールが125%や150%でも表示が崩れない方もいるようですが、崩れている方のほとんどの原因はこの表示スケールだと思われます。
対処方法
windowsのディスプレイ設定で、表示スケールを変更してiRICを再起動すれば直るケースがほとんどです。
100%に設定すればほとんどの方は問題が解決できるかと思います。
文字やアイコンが小さくて見えない場合
モニタのサイズや個人の目の具合にもよりますが、iRICはFHD(1920×1080)の等倍(100%)表示で大体使いやすいようになっていると思います。
私は13.3インチモニタでこの設定であれば支障なく操作できるのですが、
人によっては、文字やアイコンが小さくて困るという方もいるかなと思います。
そういった場合はスケールではなく、windowsの設定のディスプレイの解像度を小さな値にすると表示の崩れを防ぎつつ画面を大きく表示することができます。
以下は解像度設定をFHD(1920×1080)からHDTV(1280×720)まで下げた(2/3倍)状態です。
表示スケールを3/2倍(150%)にしたのと同義ですが、この方法では冒頭と違って整った表示になっているのがわかるかと思います。
まとめ
- iRICのレイアウトがおかしいときはまずディスプレイ設定の表示スケールを100%にしましょう
- 高DPIモニタで文字等が小さくて困る際にはディスプレイ設定の解像度を落としましょう
以上です、では快適なiRICライフを!
おまけ
各設定での表示の比較画像です。
画像サイズは同じモニタで見ることを想定して同じサイズにそろえています。
-
Dots per inch: 1インチあたりのドット数、または画素密度。モニタが小さくて解像度が高いとDPIが高くなる ↩