AWS Certified AI Practitioner(以降AIF)とAWS Certified Machine Learning Engineer - Associate(以降MLA)に合格してから大分時間が経ってしまっていますが、新資格なのでこれから受験される方と私自身の学習記録の意味も込めて残しておきたいと思います。
試験結果
先に試験結果を記載します。合格日から判断できる方もいるかもしれませんが両資格ともβ版のうちに合格しています。合格条件は後にありますがβ版でも通常と変わりませんでした。
AIF
合格日:2024年9月1日
スコア:725
MLA
合格日:2024年9月16日
スコア:729
どちらも合格点ギリギリでした。当時は受験者によるブログなどの事例に学習教材も少ないので適切な試験対策が取れていない。私自身が業務でAIを使っていないので深い知識を身に着けられていなかった。にもかかわらず勉強時間が少なかったのが原因かなと思っています。
概要
両資格の概要をまとめておきます。
AIF
概要:人工知能 (AI)、機械学習 (ML)、生成 AI の概念とユースケースに関する需要の高い知識を実証します。(サイト抜粋)
試験時間:90分
出題数:65問
合格点:700点
サイト:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-ai-practitioner/
MLA
概要:本番環境に ML を実装して運用可能にする技術的能力を実証するものです。(サイト抜粋)
試験時間:130分
出題数:65問
合格点:720点
サイト:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-machine-learning-engineer-associate/
勉強方法
どの様に勉強したか書いておきます。
共通
- サイトからDLできる試験ガイドを読み、出題範囲のドメインと対象AWSサービスを理解する。
- AWS Skill Builderにある模擬試験を解き、自身の理解度を把握する。また、解説を読んで理解する。
- SNSやブログで先に合格した方の投稿を読み、出題内容を想像して勉強内容の参考とする。
- 試験ガイドや模擬試験で明記された用語などについて、Googleスプレッドシートに表形式で整理して、隙間時間に繰り返し読み直して知識習得と暗記をする。
AIF
試験ガイドの範囲にあるAWS公式ドキュメントを熟読する。下記の範囲に関連するドキュメントをよく読んでいました。
- タスクステートメント 1.3: ML 開発ライフサイクルについて説明する
- 第2分野: 生成AIの基礎
- 第4分野: 責任あるAIに関するガイドライン
- 第5分野: AIソリューションのセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス
MLA
- Amazon SageMakerの公式ドキュメントを熟読する。
- Amazon SageMakerの学習目的で実践-AWSデータサイエンス-―エンドツーエンドのMLOpsパイプライン実装-をさらっと一読する。模擬試験で解けなかった、理解が浅いと感じた章は熟読する。
- Amazon Bedrockの学習目的でAmazon Bedrock 生成AIアプリ開発入門 [AWS深掘りガイド] を前項と同じ要領で読む。
勉強時間
AIF:10時間未満
MLA:30時間未満
所感
AIF、MLA共に少ない勉強時間で合格できたのは日々AIのキャッチアップをしてつぎはぎでも知識をため込んでいたのが良かったのかなと思います。勉強開始時点で試験ガイドや模擬試験で何を問われるのか、単語の意味をある程度理解できていたので勉強時間の短縮になりました。とはいえ、なんとか合格できた程度なので今後も自己研鑽を通じて、より深く理解できるようにしていきます!!
両資格とも、2025 Japan AWS All Certifications Engineersの条件に含まれているので、目指している方に向けて参考になれば幸いです。
2025 Japan AWS All Certifications Engineers クライテリアのお知らせ