先に結論
2020年2月17日に、NightlyビルドでmacOSがサポートされました。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=ms-vscode-remote.remote-ssh-nightly
追記（2020/2/27)
Windows Serverも次のstable版でサポートされるよ
https://github.com/microsoft/vscode-remote-release/issues/25
既存のRemote SSHを無効もしくはアンインストールしてください。
VSCode Insiderが推奨されていますが、version 1.42.1のVSCodeでも使用できました。
あくまで開発途中のバージョンなので、使用は自己責任で。
問題点
VSCodeには、Remote Developmentという拡張機能の一部として、SSH経由でリモート環境で開発できるRemote SSHがあります。
サーバーマシンなど安定したスペック環境下で開発ができるのでとても便利です。
https://code.visualstudio.com/docs/remote/remote-overview
しかし、このRemote SSHはサーバーマシンでの使用を前提としていたため、CentOSなどのLinuxOSでしか使えませんでした。
僕は自宅でホームサーバを動かしているのですが、宗教上の理由でOSはmacとなっています。よって、これまでRemote SSHを使ったリモート開発ができませんでした。
ちなみに同じような境遇の方が、Github上にissueが上げてくれていました。
https://github.com/microsoft/vscode-remote-release/issues/24
使えるようになったよ
ネットサーフィンしていたら、たまたまこのissueを目にして、「そういえばどうなったかな」と開いたところ、「対応したよ！」とのこと。
というわけで実際に使ってみました。
1. Remote SSHを無効に
すでにインストール済みの方は、Remote SSHを無効にしておきましょう。アンインストールしても良いです。
2. Nightly版SSH Remoteをインストール
こちら
から、Nightly版のRemote SSHをインストールしましょう。
3. 使ってみる
あとは通常のRemote SSHを使う流れ同様に、SSH経由でリモートホストへ接続します。
ssh_configを設定していれば、特に問題なくつながります。
しっかりMacOSのリモートホストにSSH経由で接続されました！
終わり
なかなかにニッチな需要かもしれないですが、使えるようになったよ！ということで記事にしました。
冒頭にも書いたようにNightlyビルド版はあくまで開発途中のものなので、使用による不具合等は自己責任で！