こんにちは。大学生Sです。
先日から開発していたwebアプリがいい感じになってきたので、app storeでもリリースしようということでその過程を記事に書いて見ることにしました。
作成しているwebアプリについては以下の記事で見れますのでぜひ。
大学生が卒業旅行のために2週間でWebアプリをリリースした話.その1
前提
上記の記事で書いた通り、元々はwebアプリとして開発していました。そのため、いくつかのコードがブラウザ上でのみ動作するものだったということがありました。そこはGPTに聞きながら修正しつつ、Xcodeで動作するようになったという状態です。
また、webサイト用のファビコンをアプリのアイコンとして使用するにはいくつかの手順を踏む必要がありました。まず、pubspec.yaml
ファイルに以下を追加。
dev_dependencies:
flutter_launcher_icons: ^0.10.0
flutter_icons:
android: true
ios: true
image_path: "images/app_icon.jpg" ←画像があるpathを指定
その後、terminal上で以下を実行
flutter pub run flutter_launcher_icons:main
これでアイコンが変更されているはずです。
他には、Webアプリのコードをレスポンシブ設計にしていなかったため、修正が必要でした。
アプリだとレスポンシブ設計にしていないと動作しないんですね...
手順
1. apple developer programに登録
apple developer programに登録します。個人・個人事業主として登録、または法人として登録が選択できます。私は個人・個人事業主として登録しました。個人・個人事業主として登録するためには2ファクタ認証が可能なiphoneまたはipadがあればOKです。
申請してから時間がかかるようなので、早めに申請しましょう。実際、私は申請してから承認メールが来るまでに2日ほどかかりました
ちなみに登録には年間$99(12980円)かかります。大学生には痛い出費ですがアプリの収益でペイしてやるぞという意気込みで登録しました。
卒業旅行のために収益を上げようという目的で始めたアプリ開発なのに収益マイナスで終わったらどうしようという不安と共に購入。
2.apple store connectに登録
apple developer programに承認された旨のメールと一緒に、apple store connectに登録してくださいというメールが来ました。
app store connect上でapp storeにアプリを申請する際に必要になるBundle IDを設定します。
また、X code上でアプリ画面のスクリーンショットを行い、app storeに公開される際に必要となる情報を入力すればすぐに審査してもらうことができます。
X code上でやることがもう一つあって、ios/Runner.xcodeproj
ファイルを開き、app store connectで登録したBundle IDを入力します。Signing&Capabilitiesの欄からteamとBundle IDを入力すればOKです。
3.app store connectに必要事項を記入
こんな感じで。プロモーション用テキストは簡潔に。キーワードは検索されそうなワードを書きます。
URLはXのアカウントやGithubを載せました。また、スクリーンショットも載せます。
他にもアプリ情報やプライバシー、アプリの価格など設定しなければいけないところがいくつかあるので設定します。
初めてアプリを申請する方はデバイスを登録する必要があります。
apple developer programのCertificates, Identifiers & Profilesページからデバイスを登録します。よく分かりませんがこれでprofileをget!!
app storeに申請することができます。
こんな感じの手順で申請することができました。
初心者がGPTや他のサイトを頼りに見よう見まねでやったため、抜けている手順やおかしいところなどあるかもしれません。
申請が完了したらメールが届きます。App Store Connectに努力が伝わって嬉しいです。
承認された旨のメールが届くのが楽しみです。
おわりに
とまあこんな感じで!初心者が!アプリ開発に着手して2ヶ月ほどで!
app storeにアプリを申請する段階まで漕ぎつけたのですから、自分としては満足しています。
卒業旅行に行くためにという目的で始めたWebアプリ開発ですが、ここまでやることができて良かったです。
僕は大学4年間、ガクチカで言えるようなことがなにもなく、一時期やっていた就活ではバイトのことを話していました。しかし、この2ヶ月間アプリ開発と研究室活動の両立をして、大学生活の中で最も忙しい時期でした。忙しい時期でしたが、最も充実したともいえる2ヶ月間になりました。
エンジニアやプログラミングに詳しい方からしたら、簡単なアプリを作っただけじゃないかと思われるかもしれませんが、それでも僕にとってはとても貴重な経験になりました。
一緒に開発してくれたMくんに感謝です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
作成したアプリのweb版はこちらになります。アクセスしてみてくださいネ。
(広告収入が卒業旅行費用の資金になります。まだ収入はスズメの涙ほどしかありません涙)
この記事を参考にしました↓