●ロードバランサーで使用する規則
■負荷分散規則
必要に応じてセッション永続化を構成することもできる。
Cookieを使用するようなWebアプリでは、クライアント側でもつCookie情報とWebサーバー側で保持するデータの両方が必要になるため、アクセスのたびに振り分け先が変わるのは望ましくない。
■インバウンドNAT規則
ナットワークアドレス変換(NAT)を使用して、ロードバランサーで受信したトラフィックを特定の仮想マシンにルーティングするための規則。
1:1のポート変換を行う規則であり、特定の外部ポートを隠蔽するのに使用できる。
■アウトバウンド規則
Standard SKUのパブリックロードバランサーが選択されている場合のみ構成可能なアウトバウンド接続のための規則。必須ではない。
・IPマスカレード
・送信トラフィックの許可リストの単純化
・デプロイするパブリックIPソース数の削減
上のようなシナリオを実現したい場合に、アウトバウンド規則が役立つ。