●ネットワーク関連設定
・/etc/sysconfig/network RedHat系の全体・(ホスト名)設定
・/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-インターフェイス名[0−9] RedHat系のデバイス別設定
・/etc/network/interfaces Debian系の全体・デバイス別設定
・/etc/networks ネットワーク名とネットワークアドレス対応の設定
●iwlist インタフェース scan[ning]
使用可能なアクセスポイントを表示するコマンド
●無線 LAN のリンク品質や信号強度は iwconfig、iwlistコマンドなどで確認できる
●ifconfig コマンド
ネットワークインタフェースに関する操作を行うコマンド
ifconfig インタフェース名 操作内容
操作内容
・指定なし 現在状態を表示
・up/down 有効化/無効化
・IPv4アドレス IPv4アドレスを割り当て
・netmask 続けてネットマスクを指定
・inet6 add IPv6アドレス[/プレフィックス長] IPv6アドレスを追加
・inet6 del IPv6アドレス[/プレフィックス長] IPv6アド絵r巣を削除
●ipコマンド
ifconfigを置き換えるコマンドとしてipコマンドがあります。
ip [オプション] オブジェクト コマンド
ipコマンドは非常に広範囲を対象としていて、ifconfigがネットワークインターフェース操作を主としていたのに対し、ifconfigと同様の範囲だけでなく、routeやarpといったコマンドの範囲も関係しています。
「-4(IPv4を指定)」「-6(IPv6を指定)」
※これらのオプションは、指定したアドレスがIPv4、IPv6のどちらであるか明確であれば省略が可能
●iwconfigコマンド
無線 LAN インタフェースに関連した設定をする
iwconfig インタフェース名 操作内容
操作内容
・指定なし 現在状態を表示
・essid 続けてESSIDを指定する
・key 続けtWEPキーを指定する
●iwコマンド
無線関連の情報取得・設定を行うiwconfigを置き換えるコマンドとしてiwコマンドがあります。
iw オブジェクト コマンド
■オブジェクト
・dev インターフェイス名
インターフェイス名を引数に取り、インターフェイスに関する情報の表示や設定を行う
▲主要なコマンド
・link 無線の接続状況を表示
・scan 接続可能な無線APをスキャン
・connect/disconnect ESSIDを指定して接続/切断(WEPは「key0:~」でキーを指定)
・station dump 統計情報を確認
■オブジェクト
phy デバイス名
phy#デバイス番号
デバイス名を引数にとりデバイスに関する情報の表示や設定を行う
▲主要なコマンド
・interface add/del インターフェイスを追加/削除
・info デバイスの使用可能な情報等を表z
●arpコマンド
同じネットワーク内のIP アドレスと MAC アドレスの対応関係は、ARP キャッシュというテーブルとしてシステム内に保持されている。ARP キャッシュに関する操作を行うコマンドは arp 。
arp [オプション]
主要なオプション
・-i 続けて表示対象のインターフェイスを指定
・-a 続けて表示対象のホスト名を指定
・-d 続けて削除対象のホスト名を指定
・-n 逆引き(IP アドレスからホスト名を調べる)ではなくIPアドレスのまま表示
・-s 続けてIPとMACアドレスの対応を指定しキャッシュに追加
・-f 続けてファイルを指定し、その内容をキャッシュに追加
※-a や -d オプションの値は、ホスト名と IP アドレス のどちらでも指定可能
※-s オプションはコマンドの引数に対応を直接記述するのに対して、-f オプションではあらかじめファイルに対応関係を記述しておいて、そのファイルを読み込ませることで追加を行う、という違いがある
※-f オプションは続けてファイルを指定すると、そのファイルに書かれている IP アドレスと MAC アドレスの対応を新たに現在の ARP キャッシュテーブルに追加しますが、ファイルの指定を省略すると、デフォルトで /etc/ethers というファイルが指定されたものとして扱われます。
つまり、この /etc/ethers に対応を書き込んである場合には、-f オプションはファイル名の指定なしに単体で利用できることになります