●アラート
Azure Monitorの機能の1つにアラートがある。使用すれば、Azure Monitorによって収集されるログやメトリックに関する条件指定を行い、その条件に一致する状況が発生したときに特定のアクションを自動的に実行できる。
・スコープ
アラートを出す対象の範囲を指定する。Azureに存在するサブスクリプションやリソースグループ、あるいは任意のAzureリソースを指定できる。
・条件
アラートを出す条件を指定する
※1つのアラートルールの条件内に複数のメトリックシグナル(最大5つまで)を指定可能だが、その場合にアラートルールがトリガーされるには全ての条件が満たされる必要がある。また1つのアラートルールの条件で指定できるアクティビティログシグナルは1つだけであり、2つ以上のアクティビティログシグナルを指定することはできない。
メトリックシグナルとアクティビティシグナルの同時指定はできない。
・アクション
条件に一致したときに自動実行する内容をアクショングループという単位で指定。
アクショングループには通知を送信したりAutomation Runbookなどを呼び出すための構成情報が含まれる。