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BIND 9のゾーンファイルとリソースレコードの主なディレクティブ

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●BIND 9のゾーンファイルの主なディレクティブ
ディレクティブ 書式
・$ORIGIN $ORIGIN ドメイン名 補完するドメイン名、ホスト名のみ(ピリオドで終わってない)で記述された名前に追加される。
・$TTL $TTL 秒 デフォルトTTLを0-2147483647の範囲で指定する。

●リソースレコードに使用する主なリソースタイプ
・SOA(Start of Authority) ゾーンに関する情報を記述する
・NS ゾーンの情報を管理するサーバ名を記述する
・MX ゾーンで管理するドメインあてメールの宛先メールサーバ名を記述する。優先度は0-65535の範囲で指定し、優先的に使ってほしいサーバに対して低い値を設定する。
・A|AAAA ゾーン内の名前に対応するIPアドレスを記述する。異なる名前を同じIPアドレスに割り当てることも、同じ名前を異なるIPアドレスに割り当てることも可能。
・CNAME ある名前に対する別名を記述する。
・PTR IPアドレスに対応する名前(FQDN)を記述する。主に逆引きゾーンの定義に使用する。

※ゾーンファイルの記述には以下の省略表記ができる。
・名前が「.(ピリオド)」で終わらないものはFQDNではないとみなし、「$ORIGIN」またはゾーンのドメイン名が自動で追加される
・「@」はゾーンの管理するドメイン名が指定されたとみなす(SOA、NS、MXレコードで使用)
※上記の「@」の扱いのため、SOAレコードに記述する管理者のメールアドレスは「@」をピリオドに置き換えて記述

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