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Rover製作15 EspressoFrameの電装品(移動部)の用意

Last updated at Posted at 2024-10-28

環境

この記事は以下の環境で動いています。

項目
Board Pixhawk(v2.4.8)
Ardupilot Rover V4.2.3

概要

ここではEspressoFrameの移動部用の電装品を準備します。
具体的な設定などは後述の記事で解説します。

全体図

espresso_frame_elec_v2.png

タワー部も含めた部品の完全なリストはespresso_frame_roborecipeを参照してください

Pixhawk主要系

Pixhawk

Pixhawk2というのもありますがこれではなく、「Pixhawk v2.4.8」です。

pixhawk.png

Xbee(XBee ZB S2C)

アンテナ形状が様々ありますが、一番シンプルなパッチアンテナがおすすめです。

xbee.jpg

XBee変換基板

こちらはただの変換基板です。機体に組み込むので以下の物を用意してください。
Pixhawkと接続するためにXH4Pコネクタをはんだ付けします。

Xbee変換基板.png
Sparkfunのアダプター

XBee接続ケーブル

Picoblade 6P AWG28 XH 4P
1 VCC 2 5V
2 TX 4 DIN
3 RX 3 DOUT
4 CTS NC
5 RTS NC
6 GND 1 GND

XBee USB-adapter

XBeeをUSB接続して動かすためのアダプターです。USB接続できれば形状は特に問いません。2つあると便利です。

XBeeアダプター.jpg

ブザー

一般的な電子ブザーです。多くはPixhawkに同梱しています。
buzzer.png

セーフティースイッチ

一般的なLED付きスイッチです。多くはPixhawkに同梱しています。
safety_switch.png

R3006SB

フタバ製プロポであるT6Kの受信機です。T6Kに同梱されています。
R3006SB.jpg

PixhawkI2C系

GPSモジュール

M8Nのモジュールを用意してください。ただ使うのは内蔵されているコンパスのみです。GPS側(シリアル接続)は使用しません。
コネクタが6ピン(GPS)+4ピン(コンパスI2C)に分かれているものを用意してください。

gps_module_m8n.jpg

以下のようにコネクタを付け替える必要があります。

GPSモジュール Picoblade 4P
1 5V
橙or青 1 SCL(最初から刺さっているはず)
3 SDA(最初から刺さっているはず)
4 GND

OnBoardDisplay

Pixhawkの状態を表示するためのSSD1306です。
ピン配列が違うものが市場で混ざっているので注意です。
ピンヘッダを裏側にはんだ付けしてください。

P-12031.jpg

OnBoardDisplay接続ケーブル

I2Cバスに接続するケーブルです。

2550コネクタ
(SSD1306)
Picoblade 4P
2 VCC 1 5V
3 SCL 2 SCL
4 SDA 3 SDA
1 GND 4 GND

距離センサー(I2C)

GY-US42という機種です。2つ使います。
GY-US42.jpg

距離センサー(I2C)接続ケーブル

2本使います。1本は6cm程度、もうひとつは15cm程度が良いです。

XH_46P AWG24 Picoblade 4P
1 VCC 1 5V
3 SCL 2 SCL
4 CR 3 SDA
2 DT 4 GND
5 INT NC
6 PS NC

I2Cスプリッター

市販のものです。Picobladeの物を選びます。
2つ必要です。

i2c_splitter.png

I2Cケーブル

I2Cスプリッター付属の物は10cm程度と短いです。20cm程度の物を1つ用意します。

Pixhawk周辺機器系

距離センサー(アナログ)

汎用PSD素子のGP2Y0a21YKです。床面との距離の計測に使用します。
GP2Y021YK.jpg

距離センサー(アナログ)接続ケーブル

GP2Y0a21YKとPixhawkの「ADC 6.6V¶」を接続します。

Pixhawk AWG28 GP2Y0A21YK
Picoblade PH
1 VCC 3 VCC
2 ADC IN (ADC3) 1 Vo
3 GND 2 GND
4 ADC IN (ADC4)
5 GND

DSC_1242.JPG

LEDモジュール

WS2815のモジュールを選定します。今回は以下のように8つつながっているモジュールを選びました。以下のようにはんだ付けします。

タッチセンサー

マイクロスイッチで、適度なばねがあり、ねじ止め可能なものを選定します。
オムロンの「D2FW-G073M」を2つ使用します。

D2FW-G073M.png

周辺機器接続基板

タッチセンサーとLEDモジュールの配線とLEDモジュールのレベル変換を行う基板を作成します。

aux配線図.png

aux配置図.png

電源系

バッテリーホルダー

18Vのマキタバッテリーを取り付けるアダプターを用意します。ケーブルを10cm程度に切り、XT60コネクタを取り付けます。

bat_adapter.JPG

スイッチケーブル

マスタースイッチとヒューズを取り付けたケーブルを作成します。

XT60 XT60
VCC_in ar22q2r VCC_out
GND_in fuse(20A) GND_out

SwitchSet.JPG

PowerDistributionBoard

入力出力用のケーブル・コネクタを取り付けます

用途 in/out コネクタ
バッテリー接続 in XT60
モータードライバ用 out XH_2P
NUC用 out DCコネクタ(2.3mm)
Towerモジュール用 out XT60

Pixhawkの裏に強力両面テーブルで貼り付けます。

pixhawk_pdb.JPG

駆動系

Roboclaw(2x7A)

roboclaw_2x7A.png

エンコーダー付きギアモーター

2つ用意します。
pololu_motor.png

駆動配線上基板

  • 秋月の片面ユニバーサルC基板(4つ穴)で作ります。2つのモーターとXHコネクタの変換基板です。

top.png

駆動配線下基板

  • 秋月の片面ユニバーサルD基板(2つ穴)で作ります。Roboclawと接続する基板です。

bottom.png

モータードライバ接続ケーブル

上基板側 下基板側
XH6 None
1 M1A 1 M1A
2 M1B 2 M1B
3 VCC 3 VCC
4 GND 4 GND
5 M2B 5 M2B
6 M2A 6 M2A

モーターケーブル5.JPG

モーター出力接続ケーブル

上基板と下基板のモーター配線を接続するものです。4Pあればよいですが、以下のエンコーダーケーブル(Pixhawk)と誤配線を防ぐために5Pにします。

上基板側 下基板側
XH5 XH5
1 M2A 1 M2A
2 M2B 2 M2B
3 M1A 3 M1A
4 M1B 4 M1B
5 5

モーターケーブル2.JPG

エンコーダー接続ケーブル(Roboclaw)の作成

上基板側 Roboclaw
XH8 2550_8P
1 EN2B 1 EN2-
2 EN2A 2 EN2+
3 EN1B 3 EN1-
4 EN1A 4 EN1+
5 EN2GND 5 -
6 EN2VCC 6 -
7 EN1GND 7 +
8 EN1VCC 8 +

モーターケーブル4.JPG

エンコーダー接続ケーブル(Pixhawk)

上基板側 Pixhawk
XH4 2550 4P
1 EN1A 1 AUX6
2 EN1B 2 AUX5
3 EN2A 3 AUX4
4 EN2B 4 AUX3

モーターケーブル3.JPG

PC接続機器系

  • USB-hub
  • Lidar(LD19)

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