[CentOS7]cifsマウントのキャッシュを無効化する

▽ はじめに

当方のあるサーバのメモリのバッファキャッシュが溜まりまくってしょうがない事があり、その際の対処についてメモ。

▽ 対処の流れ

物理メモリ16GB中5GBがバッファキャッシュてどないやねんという事で調査した結果、バッファキャッシュ含めたメモリ使用率が上昇し始めた時間帯にcifsdが元気に動いていた事を確認。

# top
top - 16:01:01 up 39 days,  3:54,  0 users,  load average: 1.37, 0.55, 0.24
Tasks: 254 total,   1 running, 253 sleeping,   0 stopped,   0 zombie
%Cpu(s):  3.2 us, 16.1 sy,  0.0 ni, 67.7 id,  9.7 wa,  0.0 hi,  3.2 si,  0.0 st
KiB Mem : 16267632 total,  6351336 free,  4629688 used,  5286608 buff/cache
KiB Swap:  8257532 total,  8202492 free,    55040 used. 11016332 avail Mem 

  PID USER      PR  NI    VIRT    RES    SHR S  %CPU %MEM     TIME+ COMMAND
28472 root      20   0       0      0      0 S  12.5  0.0  38:51.34 cifsd
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    7 root      rt   0       0      0      0 S   0.0  0.0   0:03.16 migration/0
    8 root      20   0       0      0      0 S   0.0  0.0   0:00.00 rcu_bh
    9 root      20   0       0      0      0 S   0.0  0.0   5:37.94 rcu_sched
   10 root       0 -20       0      0      0 S   0.0  0.0   0:00.00 lru-add-dr+

cifsdがバッファキャッシュの使用率を上昇させたと仮定すると、cifsdでアクセスした先のストレージ上のデータは、当環境では巨大且つ再利用性もないのでそんなファイルの為にキャッシュを貼る意味が分らないという事で、下記サイトを参考に無効化する事にした。

〇参考サイト
https://stackoverrun.com/ja/q/4042831
Linuxのクライアント側でCIFS（samba）のキャッシュを無効にする方法

# mount -t cifs ~中略~ -o cache=none

上記オプションをマウント設定に追加した所、サーバのバッファキャッシュ使用率が逓減され、意図した通りの状態となった。