- tfx(タフィックス)は、ターミナル風の見た目とキーボード操作を中心に据えたファイルマネージャーです。
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macOS 版(Swift / SwiftUI)と Windows 版(C# / WPF)の 2 つがあり、同じ設計思想・同じ
config.tomlを共有します。 - 左右 2 ペイン、フォルダツリー、リッチなプレビュー、内蔵ターミナル。マウスも使えますが、手をホームポジションから離さず操作を完結できるのが狙いです。
なぜ作ったのか
Finder / エクスプローラーは優秀ですが、ターミナルに慣れた手にはどうしても「もう一歩」が足りません。2 ペインで一気にコピー&移動したい、キーボードだけで歩き回りたい、Markdown や CSV をその場で確認したい——「ターミナルの作業感をそのまま GUI に持ち込みたい」という気持ちから生まれたのが tfx です。
名前は Terminal-inspired interface File eXplorer の頭文字から。最初に macOS 版を作り、そのコンセプトを Windows へ移植したのが tfx for Windows です。
共通のコンセプトと機能
OS をまたいで一貫している中核部分です。
2 ペイン + フォルダツリーで「移す」が速い
- 単独ビューと左右スプリットビューを切り替え。ペインごとに独立したナビゲーション履歴。
- 左右ペイン間のドラッグ&ドロップ(各 OS の修飾キー慣習に対応:コピー/移動)。
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/(ルート/ドライブ)から辿るフォルダツリーと、ピン留めフォルダの常時表示。
その場で中身を確認できるプレビュー
- 画像 / Markdown / HTML / CSV・TSV(テーブル表示)/ JSON(整形表示)。
- Markdown / HTML / CSV / JSON は「描画」と「ソース」をトグル切り替え。
- 複数選択時はコンパクトなサマリー表示。
- zip を展開せずに閲覧(読み取り専用)。
ファイル操作と検索
- New File / New Folder / インライン Rename / ゴミ箱へ移動 / Copy・Cut・Paste / zip 圧縮・展開。
- 再帰サブフォルダ検索(バックグラウンドスレッドで実行)。
- ソート、カラムの表示/順序カスタマイズ、複数選択。
- 外部変更の自動更新(ファイル監視)。
- 状態の永続化(パス・ピン留め・カラム配置・表示モードなど)。
ターミナル連携 & カスタマイズ
- 現在フォルダで外部ターミナルを起動。
- 内蔵ターミナルペインを搭載。
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config.tomlで**フォント・色・ショートカット・起動時レイアウト・拡張子ごとの「開くアプリ」**を上書き。設定ファイルの構造は macOS / Windows で共通です。
version = 1
[font]
mono = "monospace"
size = 13
[colors]
fileListBackground = "#020A12"
directoryForeground = "#66D9FF"
[terminal]
# macOS 例: app = "/Applications/Ghostty.app"
# Windows 例: app = "wt.exe"
[[commands]]
name = "Git Pull"
run = "git -C {cwd} pull --ff-only"
terminal = true
カラー変更や、透過させてみたり、ショートカットキーの変更、ユーザー作成コマンドをコンテキストメニューに追加するなど、カスタム性の高い作りになっています。
macOS 版(Swift / SwiftUI)
本家。Apple のフレームワークをフル活用しています。
- プレビュー:PDFKit / AVKit(動画対応)/ WebKit / Quick Look。
- タブ:ペインごとのフォルダタブ。
- Finder 互換タグ(標準色 + カスタムタグ名)、Finder エイリアス/シンボリックリンクの解決。
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キー操作:
Command + \(スプリット)、Command + P(プレビュー)、Command + Option + F(フォルダツリー)、Command + Option + T(内蔵ターミナル)、Command + Return(リネーム)など。 - コマンドラインから
open -a tfx "$PWD"、起動時レイアウトの上書き(tfx -2 -P -t ~/Downloads)も可能。
Windows 版(C# / WPF)
👉 https://github.com/fukuyori/tfx-for-windows
macOS 版のコンセプトを C# / WPF(.NET 10) で移植。Windows 10 / 11 対応、ライセンスは Apache-2.0。設定は同じ TOML 構造のまま %APPDATA%\tfx\config.toml に置きます。
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内蔵ターミナル:WebView2 上の xterm.js + 本物の ConPTY シェル。
Ctrl + Jで開閉。 -
Windows 流のファイル操作:
.lnkショートカット作成、ごみ箱(Delete)/ 完全削除(Shift + Delete)、Windows 11 風のコンテキストメニュー。 - DWM タイトルバー連動、シェルアイコン/サムネイルのキャッシュ、外部 PDF レンダラの分離実行など。
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PDF プレビューは多段パイプライン(ディスクキャッシュ →
pdftoppm→Windows.Data.Pdf→ シェルサムネイル)。
主なショートカット(Windows)
| キー | 動作 |
|---|---|
Enter / Backspace
|
開く / 親フォルダ |
F2 |
インライン Rename |
Delete / Shift + Delete
|
ごみ箱 / 完全削除 |
Ctrl + C / X / V |
コピー / カット / ペースト |
Ctrl + F |
検索 |
Ctrl + L / F4
|
アドレスバー編集 |
Ctrl + J |
内蔵ターミナル切り替え |
Tab / Shift + Tab |
ペイン切り替え |
まだ使い込みが足りず、バグが残っていると思いますが、触ってみて、バグ報告いただけると幸いです。

