SPSS ModelerのエクスポートノードでRDB内にテーブルを作成することができ、デフォルトだと文字列ならVARCHAR(255)、整数ならBIGINTなどが選ばれます。
しかしながら無駄な領域をとらないために、列のデータ型などのテーブルのスキーマを明示的に指定したいことがあります。
その場合にはスキーマ指定のオプションを使います。
作成するテーブルのスキーマを指定する
例として以下のデータを「VARCHAR(10)」,「DECIMAL(2,0)」の列に保存したいとします。
データベースのエクスポートノードで「スキーマ」をクリックし、「データ型」から「指定…」を選びます。
そして、「VARCHAR(10)」,「DECIMAL(2,0)」のように指定します。
そして実行すると以下のように指定したデータ型でテーブルがつくれられているのがわかります。
CREATE TABLE INSERTTEST2 ( NAME VARCHAR(10),AGE DECIMAL(2,0) )
参考:データベース・エクスポートのスキーマのオプション - IBM Documentation
フィールドの SQL データ型を設定し、エクスポート時に作成した CREATE TABLE 文をカスタマイズすることができます。
参考:SQL - IBM Documentation
Default SQL string length. (default_sql_string_length)。 データベース・キャッシュ・テーブル内に作成されるストリング列のデフォルト幅を指定します。 上流のデータ型の情報がない場合、データベース・キャッシュ・テーブル内に作成される文字列フィールドの幅は、デフォルトの 255 になります。 データ内にこの値よりも幅が広い値がある場合、上流のデータ型ノードをこれらの値でインスタンス化するか、このパラメーターをこれらの文字列値に対応した大きい値に設定します。