watsonx.ai Runtimeのデプロイメント・スペース作成手順
この記事では、watsonx.ai Runtimeでのデプロイメント・スペースの作成方法について解説します。
デプロイメント・スペースとは?
デプロイメント・スペースは、以下のような用途で使用されます:
- watsonx.ai Studioで作成した機械学習モデルのオンライン実行やバッチ実行
- watsonx.ai Studioから実行するDecision Optimization(意思決定最適化)のエクスペリメント実行
ステップ1:デプロイメントにアクセス
watsonxのハンバーガーメニューから「デプロイメント」を選択します。
ステップ2:「新規 デプロイメント・スペース」を作成
「新規 デプロイメント・スペース」ボタンをクリックします。
ステップ3:スペースの設定
以下の項目を入力・選択します:
- 名前:任意のスペース名を入力します
- デプロイメント・ステージ:AIファクトシートで使用され、MLOpsの文脈で参照されます。用途に応じて「開発」「テスト」「実働」から選択します
- ストレージ・サービス:スペース内に保存されるモデルなどのオブジェクトの実体を格納するためのICOS(IBM Cloud Object Storage)を選択します
- watsonx.ai Runtimeサービス:このスペースでモデルを実行する際に使用するwatsonx.ai Runtimeのインスタンスを選択します(実行時に課金対象となります)
ステップ4:スペースの作成完了
作成が完了したら、「新しいスペースを表示」ボタンをクリックします。
ステップ5:スペースの確認
作成されたばかりのデプロイメント・スペースには、まだオブジェクト(モデルなど)は登録されていません。
右上の「インフォメーションアイコン」をクリックすると、作成時に設定した情報を確認できます。
参考リンク
- デプロイメント・スペースの作成(公式ドキュメント)