SPSS Modeler18.6からwatsonx.data(Presto)への接続がサポートされています。insightsoftwareのSimba Presto ODBC driversで接続します。
- テスト環境
- Windows 11 64bit
- Modeler 18.6
- Simba Presto ODBC drivers 1.2.18
- watsonx.data SaaS(Presto 0.286)
ODBC接続
ODBCのドライバー導入と接続設定は以下の手順で行います。
watsonx.data SaaS版のPresto エンジンにSimba ODBC Driverからアクセス - Qiita
Modelerからの接続
データベースインポートノードで「新規データベース接続の追加」を選びます。
データソースで設定したデータソースを選び、ユーザーとパスワードを入力します。
SQLプッシュバックもできています。
リリースノート記載の注意事項
リリースノートにいくつか注意事項が載っています。
以下機械翻訳して一部注を入れたものを掲載します。
Presto
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データソース接続の追加
- 注: SDAPにPrestoのODBCドライバーは含まれませんので、ユーザーは自身でPresto ODBC ドライバーを入手する必要があります。
- このドキュメントに従って、新しいデータソース接続を追加します。
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データを挿入するためのデータベース エクスポート ノードの変更
- データベース ソース ノードをソースとして使用し、データベース エクスポート ノードを Presto の作成モードで使用する場合は、新しいテーブルを正確に定義するために必要な正確なデータ型を指定する必要があります。
- この要件が存在するのは、Presto が厳密なデータ型の互換性を強制し、値自体に互換性があっても異なるデータ型間の挿入を許可しないためです。たとえば、VARCHAR(20) フィールドから VARCHAR(40) フィールドにデータを挿入しようとすると、エラーが発生します。
- このドキュメントの「SQL データ型の設定」を参照してください。
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Presto スキーマは大文字と小文字を区別しません
- Presto スキーマは大文字と小文字を区別しないため、大文字の列名を持つテーブルを作成しても効果はありません。Presto はすべての列名を自動的に小文字に変換します。
- Presto からデータを取得すると、すべての列名が小文字で表示されます。
- 注: ユーザーは大文字と小文字の区別を無効にする必要はありません。
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Presto のバッチ挿入はサポートされていません
その他注意事項
データベース関数は未サポート
残念ながら[データベース関数、データベース・ウィンドウ集計は未サポートでした。