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CP4DのWatson StudioとGitを統合してJupyterLabを使う

Last updated at Posted at 2021-04-09

Cloud Pak for DataのWatson Studioは標準ではJupyter NotebookでPythonプログラミングを行います。しかし、Gitと統合することによってJupyterLabを使うことができます。(2021/4時点ではCP4DaaSではGitと統合はできますが、JupyterLabは使えません。)

JupyterLabを使うと

  • .pyのプログラムも作れる
  • テキストエディタがある
  • 階層構造でファイル保存ができる

といったメリットがあります。

また、Gitと統合することで

  • バージョン管理ができる
  • Watson Studio外の開発者ともプログラムを共同開発できる
  • Watson Studioの外の実行環境でプログラムを使うことができる

というメリットもあります。

以下のGitをサポートしているとマニュアルに書いてあります。

  • GitHub
  • GitHub Enterprise
  • GitLab
  • GitLab Self-Managed
  • Bitbucket
  • Bitbucket Enterprise

ここではIBM CloudのContinous Deliveryサービス内のGitLabを使います。
IBM CloudのContinous Deliveryサービス内のGitLabの準備方法は以下になります。

全体像は以下のようになります。

image.png

■テスト環境
CP4D 3.5

1 GitLabのパーソナル・アクセス・トークンを生成する。

まず、GitLabのユーザーでGitLabのパーソナル・アクセス・トークンを生成
image.png

GitLabにアクセスします。アクセス方法がわからなくなった場合はこちらを見てください。

ユーザーアイコンのSettingを選びます。
image.png

左のメニューからAceess Tokensを選びます。
image.png

任意の名前をつけて、read_api,read_repository,write_repositoryの権限でパーソナル・アクセス・トークンを作ります。

image.png

生成されたパーソナル・アクセス・トークンをコピーしてどこかにメモしておきます。
image.png

Profileページを開いて、
image.png

統合するGitLabのユーザー名とドメインURLを確認しておきます。
image.png

この例では以下です。
ドメインURL: https://au-syd.git.cloud.ibm.com
ユーザー名: HKWD

2 GitLabのアクセストークンをWatson Studioのユーザーに登録する。

GitLabのアクセストークンをWatson Studioのユーザーに登録します。
image.png

以下のマニュアルを参考にします。

CP4Dにログインして、ユーザーアイコンをクリックして、プロファイルと設定を選びます。

image.png

Git統合のタブを選び、新規トークンを作成します。

image.png

まず、以下を入力します。

プラットフォーム:Gitlab Self-Managed
アクセス・トークン:1で生成したトークンを入力します。
ドメインURL:1で確認した連携したいGitLabのドメインを入れます。

image.png

引き続き、1で確認したユーザー名を入力します。
image.png

任意の名前を入れて続行します。
image.png

これでこのds01というユーザーで、IBM CloudのシドニーのGitLabをhkwdの権限で操作できるアクセス・トークンが使えるようになりました。
image.png

3.プロジェクトの作成

Git統合したWatson Studioのプロジェクトを作ります。
image.png

以下のマニュアルを参考にします。

全てのプロジェクトに移ります。
image.png

新しい分析プロジェクトを空のプロジェクトでつくります。
image.png
image.png
image.png

別ブラウザで今回GitLabで連携するプロジェクトのURLを確認しておきます。。
プロジェクトのURLをコピーしておきます。

image.png

ここでは
https://au-syd.git.cloud.ibm.com/HKWD/cp4d35gittest.git
になります。

CP4Dに戻りプロジェクト作成に必要な情報を入力します。

名前は任意の名前を付けます。
「このプロジェクトをGitと統合する」にチェックを入れます。これでGitと連携できるようになります。
で作ったトークンを選びます。
リポジトリ―URLに、今調べたGitLabで連携するプロジェクトのURLを入れます。
ブランチは好きなものを選びます。新規作成したレポジトリーならmasterになります。
「juypterLab IDEを使用してノートブックおよびPythonスクリプトを編集する」にチェックを入れます。これでJupyterLabが使えるようになります。

image.png

正常に作成されました。

image.png

別ブラウザのGitLabをみると .project-lock.jsonというファイルが登録されています。多分Watson Studioの複数のプロジェクトから統合されないためのロックファイルだと思われます。

image.png

4. JupyterLabの起動

CP4Dに戻り、IDEの起動でJupyterLabを起動します。
image.png

以下のマニュアルを参考にします。

image.png

Gitトークンを選択するようになっていますので、2でつくったトークンを選びます。JupyterLabの中でもこのトークンでGitLabに対してアクセスすることになります。
image.png

以下のようにWatson Studio内でJupyterLabが使えるようになりました。

image.png

5.参考

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