IBM Cloud上のContinous DeliveryのサービスにはGitLabが含まれています。本来はpipelineなどと組み合わせたツールチェーンとして利用することを想定したものですが、GitLab単体でも利用できます。
ライトプランでも、容量制限はありますが利用できます。
Continuous Deliveryのサービス作成
カタログからContinuous Deliveryを選んで、お好きなロケーションで(ここではシドニー)作成します。
ツールチェーンの作成
今回はGitLabが欲しいだけなのでツールチェーンといってもGitLab一つのツールしか使わないのですが、サービスをつくったロケーションでツールチェーンを作成します。
GitLabの追加
ツールとしてGitLabを追加します。
GitリポジトリーおよびIssueトラッキングを選びます。これはIBM Cloud上のGitLabのサーバーになります。このタイルの下にあるGitLabはGitLab社のサービスに接続するものなので別物です。
任意のレポジトリ名を入れて「統合の作成」ボタンで作成します。
以下のようにGitLabにプロジェクトが作成されています。
後は通常のGitLabとして使えます。
なお、他にもツールチェーンと紐づけない別のプロジェクトが作りたい場合はYour Projectから作れます。
作成したGitLabへのアクセス
GitLabのプロジェクトのページはIBM Cloudのメニュー外になるので、次からのアクセスを簡単にできるようにブラウザにプロジェクトページや、以下のGitLabのダッシュボードページ(以下の例はシドニー用)をブックマークをしておくことをお勧めします。
https://au-syd.git.cloud.ibm.com/dashboard/projects
IBM Cloudのホームからたどる場合には、メニューからDevOpsを選びます。
サービスをつくったロケーションのツールチェーンでGitLabのアイコンをクリックするとプロジェクトに飛ぶことができます。
参考
Git Repos and Issue Tracking
https://cloud.ibm.com/docs/ContinuousDelivery?topic=ContinuousDelivery-git_working&locale=ja