はじめに
仕様書から課題を1つずつ起こす作業は、たいてい後回しにされます。仕様自体はすでにONES Wikiに書いてあるのに、そこから「これは要件」「これはタスク」と切り分けて、担当者や見積りまで入力していく作業だけが、そのまま後工程に残るんですよね。
項目数が少なければまだいいのですが、仕様書が20項目、30項目にもなると、読みながら1つずつ課題を新規作成していくだけで、気づけばかなりの時間を使ってしまいます。おまけに、途中で似た項目をまとめ忘れたり、担当者の割り当てが漏れたりすることも珍しくありません。
📋 仕様書をそのままONES Assistantに渡してみた
ある仕様書をスプリントに落とし込まなければならなかったときのことです。いつもの「読んで、切り分けて、入力して」を繰り返す前に、ONES Assistantに丸ごと渡してみることにしました。
ONES Wikiのページを開いた状態でONES Assistantを呼び出し、こう伝えます。
このページの内容を要件とタスクに分解して、モジュールごとに担当者を割り当ててください

すると、ONES Assistantがその場で要件とタスクの中身まで作り、モジュールごとに整理してONES Projectの課題として登録してくれます。あとはできあがった課題一覧を開いて、内容を確認するだけです。

直したいところがあれば、課題を1つずつ開いて直す必要はありません。「〇〇の担当を変えて」「この2つはまとめて」とONES Assistantに伝えるだけで、その場で反映されます。
📊 2時間が15分になった
以前は、1本の仕様書を課題に分解して登録するのに、担当者の調整も含めて1時間半から2時間ほどかかっていました。読み違いや割り当て漏れに気づいて、あとから直すことも度々ありました。
今はONES Assistantに渡してから、内容を確認して確定するまで15分もかかりません。読み込みと入力の時間がまるごとなくなったのが、思っていた以上に大きな変化でした。
⚠️ 必ず自分の目でチェックする
ONES Assistantが見られるのは、自分の権限の範囲にあるプロジェクトとONES Wikiページだけです。参照したいページが権限の外だと、その部分は反映されません。
タスクの分解結果も、そのまま鵜呑みにはしていません。特に仕様書の書き方が曖昧な部分だと、分解の粒度がずれることがあるので、課題として確定する前に必ず内容を見直しています。あくまで下書きを速く作ってくれるものだと考えるくらいでちょうどいいです。
おわりに
仕様書を読み込んで課題に分解する作業がなくなったことで、スプリント計画の前工程がかなり軽くなりました。ONES WikiとONES Projectを行き来しなくても、1つの会話の中で分解から登録まで終えられるのが大きいです。
同じように仕様書から課題を起こす作業に時間を取られている方は、ONES.com を覗いてみてください。