Windows10 + Ubuntu 16.04 LTSをGRUB2でデュアルブートした環境で運用していますが、再起動の度にOSのチョイスをするのが面倒でした。
GRUB2では、前回終了したOSを記憶しておく機能があり、再起動時にわざわざ選ばなくても、記憶した前回のOSで起動してくれます。
以下、設定内容を示します。
#設定ファイルを更新
/etc/default/grubを編集します。
$ sudo vi /etc/default/grub
私の設定では、GRUB_DEFAULTにWindows10のブートマネージャを設定していました。
すなわち、毎回、何もしないと、Windows10が立ち上がる設定です。
GRUB_DEFAULT="Windows Boot Manager (on /dev/sdd1)"
この部分を以下のように saved に設定・編集します。
また、GRUB_SAVEDEFAULTを true にしておきます。
GRUB_DEFAULT=saved
GRUB_SAVEDEFAULT="true"
編集が終わったら上書き保存して、以下のコマンドでアップデートします。
sudo update-grub
以上で設定完了です。
次回の起動から、記憶した前回のOSで起動するようになります。