Google のマーケ系データを BigQuery に連結する

連結するもの

• Google Analytics 4
• Google Search Console
• Google Ads

連結方法

BigQuery のプロジェクトを作成

Google Cloud で BigQuery を使用するプロジェクトを作成します。

1. コンソールにログインして既存のプロジェクトもしくは新しくプロジェクトを作成する
2. 作成したプロジェクト > APIライブラリ > 有効なAPIとサービス > APIとサービスを有効にする を選択
3. BigQuery API を検索し、有効にする
4. BigQuery API を選択し、有効になっていたらOK

Google Analytics4 を連携

• 公式ガイド
• 参考記事

1. Google Analytics4 にアクセスする
2. 左下の歯車「管理」> サービス間のリンク設定 > BigQuery のリンク
3. リンクを押す
4. 先ほど作成した BigQuery プロジェクトを選択し、リージョンも指定する
5. イベントデータで毎日・ストリーミング（継続的に取得）を選択
6. 送信
   ※ 上記の設定は後で変更可能

BigQueryのコンソールへアクセスして、エクスプローラ内に連結したものがあれはOK

Google Search Consoleを連携

• 公式ガイド
• 参考記事

Google Cloud

1. 上記と同じでBigQuery APIが有効になっていない場合は有効にする
2. サイドバーの IAMと管理 > IAM
3. +アクセスを許可 > プリンシパルを追加
4. 新しいプリンシパルに [e-mail] を指定
   　Google Search Console用の公式が提供しているもの
5. ロールを割り当てる（以下二つ）
   1. BigQuery ジョブユーザー
   2. BigQuery データ編集者
6. 保存

Search Console

1. Search Consoleへアクセスする
2. 設定 > 一括データエクスポート
3. Google Cloudの プロジェクトID を入力する
4. データセット名を入力（searchconsoleがデフォルトで変更してもプレフィックスで使われる）
5. 続行

BigQueryのコンソールへアクセスして、エクスプローラ内に連結したものがあれはOK

Google Ads を連携

• 公式ガイド
• 参考記事

権限

1. APIとサービス > 有効なAPIとサービス > +APIとサービスを有効にする
2. BigQuery Data Transfer APIを検索し有効にする

BigQuery

1. Google CloudにてBigQuery > データ転送
2. +転送を作成
3. ソースタイプで Google Ads 選択
4. データソースの設定
   1. Google AdsのIDを指定
   2. 転送先の設定でデータセットを選ぶ
   3. 転送構成名（わかりやすいもの）
   4. スケジュールオプションでいつ送るか指定する
5. 保存

BigQueryのコンソールへアクセスして、エクスプローラ内に連結したものがあれはOK

問題が起こった時

連結できない時は、権限が足りてない場合が多いです。
Google CloudのIAMを確認してみてください。

あとがき

あとは連結したデータを取得するクエリを書いたり、Looker StudioなどBIツールを使用してグラフ化したりしていきます。