動機
情報収集はしたい。
でもSNSを開くと、AI関連で感情を煽ってくる記事や投稿が多くて疲れる。気軽に情報収集したいだけなのに。
そこで「探しに行く」のをやめて、欲しい情報だけが勝手に届くようにした。
受動的に、楽に手に入る形だ。怠惰万歳。
使ったのは Claude cowork のルーチン機能。
cowork のルーチン機能とは
プロンプトを決めた時間に自動で回してくれる機能。
Slack MCP と組み合わせて、生成結果を指定チャンネルに投稿させることができる。
「毎朝、欲しい情報を探して Slack に流す」を一度設定すれば、あとは勝手にやってくれる。

実際に回しているプロンプト
自分が毎朝 times チャンネルに配信させているプロンプトはこれ。
昨日以降のソフトウェア設計・アーキテクチャに関するニュースを探して、#times_kimura に投稿する。
1. Martin Fowler、DHH、Eric Evans、Scrapbox(Kawasima)、t-wadaさん、ミノ駆動さん・ログラス松岡さんなど
それに近い技術思想家による、ソフトウェア設計原則・アーキテクチャパターン・エンジニアリング哲学に関する最近の記事や研究を探す。
2. 技術アドバイザリー業務の参考になりそうな、AIエージェントやLLM(Claude、OpenAI、Codex など)
に関するニュースや研究を探す。Anthropic、OpenAI、および類似組織による
研究論文・ブログ記事・発表を中心に見る。
3. 見つけた各項目について、1文の要約・出典/著者・URL を添えて投稿する。
4. 新しくて関連性の高い情報が見つからなかった場合は、
「今朝は特筆すべき情報はありません」といった短いメモを投稿する。
5. 最大3件をそれぞれ別スレッドとして送信する。
6. 土曜・日曜は一連の処理をすべてスキップする。
ポイントは「誰の」「どんな」情報が欲しいかを具体名で指定していること。
抽象的に「設計の良い記事を探して」と書くより、追いたい人を名指しした方が精度が上がる。
「最大3件」「土日はスキップ」といった配信の形まで指定しておくと、毎朝の体験が安定する。
思ったよりよかったこと
海外の一次情報に気軽に触れられるようになったこと。
設計・AI領域の質の高い情報は海外の一次ソースが多いと思っている。
名著も海外のものが多いので。
でも英語に読み慣れていないので、心理的なハードルがあった。
それをAIが勝手に翻訳・要約して1文で届けてくれるので、
「とりあえず要約だけ見て、気になったら原文を開く」が成立する。
英語の壁で取りに行けてなかった情報に、気兼ねなく触れられるようになった。
しかもSNSと違って、感情を煽るノイズが一切挟まらない。
生まれる感情は不安ではなく、好奇心だけなので、とても健全だと思った。
しばらくこれで情報収集してみようと思う。
備考:LLMの出力が偏るのを履歴で調整する
別のルーチンで毎朝テンションを上げてくれる名言を出力させているのだが、
毎日ジョブズの言葉が出されていて困っていた。




プロンプトには"著名人"と書いていたのに4日連続ジョブズ。
流石にお腹いっぱい。
そこで、ファイルに履歴を保存する指示をプロンプトに追加し、
毎回のプロンプトに過去結果を踏まえた出力になるようにした。
comments_history.md を確認し、あれば過去30日と重複しない人物・テーマ・言い回しで作成する。
なければ新規作成し、今日の人物・テーマ・一文を追記する。

