##配列について
これまでの変数が一つしか値を扱えなかったのに対し、配列を用いると複数の値をまとめて保存することができます。配列は仕切りのある箱のようなもので、それぞれのスペースにデータが入っており、0, 1, 2...というインデックス番号によってスペースの名前が付けられています。
##配列の追加、上書き
配列の末尾に値を追加するときは「$配列名[] = 値;」とします。また、すでに存在するインデックス番号を指定すると、配列の値を上書きすることもできます。
例えば下記のように記述した場合は白が出力されます。
<?php
$colors=array("赤","青","黄");
echo $colors[0];
$colors[] = "白";
echo $colors[3];
?>
##連想配列
連想配列は、配列と同じく複数のデータをまとめて管理するのに用いられます。配列との違いは、個々の要素を管理するのにインデックス番号ではなく、「キー」と呼ばれる文字列などの値を指定することができる点です。
連想配列では「$配列名 = array('キー名' => '値1', ・・・);」といったように、「=>」を用いてキーと値をセットします。
##foreach
foreach文とは、配列または連想配列に対して、先頭のデータから順に繰り返し処理を行うための命令です。
「as」の後ろの変数に、ループの度にデータが先頭から順に代入されていきます。asの後ろの変数名は何を指定しても大丈夫です。
foreach文では、配列内のデータが順次「キー変数」、「値変数」に代入され、それに対して処理が繰り返し適用されます。
例えば以下のような記述場合
数学は70点です。英語は90点です。国語は80点です。
と繰り返すことになります。
<?php
$scores = array('数学' => 70, '英語' => 90, '国語' => 80);
foreach($scores as $key => $value){
echo $key."は".$value."点です。";
}
?>