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新卒1年目が4か月弱で資格を4つ取るための勉強法

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Last updated at Posted at 2025-12-18

目次

1.前置き
2.取得資格/勉強期間
3.各資格の傾向と勉強法
----①ITパスポート
----②基本情報技術者試験
----③JavaBronze
----④JavaSilver
4.あとがき

1.前置き

 前回の投稿から半年くらい経ちましたでしょうか。こんにちは、私です(?)。
 今回の投稿は前回と同じく、今の私と同じく新人・初学者向けにITやエンジニアとして働く際に役立つ「資格の取り方」について改めて考えてみます。初学者なりに大切なことも取り上げたいと思っています。
 「勉強時間」はキーワードです。意識しておくといいかも?

 本題へ入る前に謝らないといけないことが1つあります。
 それは、楽に試験に合格する方法を紹介する方法ではないということです。
 正攻法です。相応の努力が必要だと思います。

 資格勉強に限らず勉強は、記憶力が良いほど有利だと思います。記憶力は人それぞれです。先天的、後天的いずれにせよ本人の努力だけで改善は難しいでしょう。
 それと同じで、やる気の出かたも、出せるかどうかも人それぞれだと思います。

 ですから、「まぁ参考にしてやるよ」くらいの感じで吸収してもらえたらと考えています。

 重い腰が上がらないという方、勉強したいけどどんな感じで勉強すればいいかわからないという方に見ていただきたく思います。社会人だけでなく、学生さんの背中も押せたらといいなぁ。

では、張り切っていきましょう!

2.取得資格/勉強期間

①ITパスポート
 勉強期間:1週間(40時間)※1

②基本情報技術者試験
 勉強期間:3週間(90時間)※1

③1Z0-818-JPN Java SE Bronze(JavaBronze)
 勉強期間:1週間(40時間)※1

④1Z0-815-JPN Java 11 Programmer I(JavaSilver)
 勉強期間:2か月弱(50時間)※1

※1
()の中の時間は実際に勉強していた時間です。

 今回私が取得した資格はどれも初学者向け資格ではありますが、いずれも合格割合は50%前後に落ち着くかと思います。特別高難度に分類されるというわけではありませんが、その資格の対策は必須でしょう。

3.各資格の傾向と勉強法

 基本的には「売上上位の参考書を買い、1周する→過去問を解く」の流れです。

 ですが、2つ重要なことがあります。
 1つ目は 「1日にやり切れる量を目標設定し、必ずやりきる」 ということです。先ほど 「勉強時間」はキーワードと述べましたが、これは負のキーワードという意味です。

 勉強は時間ではなく、量で区切ってください。 最初は「参考書の1章分」や「過去問1年分」など、できそうな量で構いません。これを何度か繰り返してください。そのうち、自分が勉強に用意できる時間に対してやり切れる量が分かってきます。あとは用意できる時間に対して、できるだけ多く進めていくだけです。
 
 そうなれば勉強の計画も立てやすくなり、試験日にも合わせやすくなります。私は試験日の逆算まではやっていないので、そこまでできる方は私以上に計画的に物事を進められるでしょう。

 また、無理をしてはいけません。早く勉強することと、焦って勉強することは正反対の行動です。頭にも入りませんし、余裕がなくなるだけですから、自分のペースを見つけましょう。
 かといってだらだらと時間をかけて勉強するのもダメ です。焦る必要はありませんが、試験を受けるという適度な緊張感は持って臨んでください。でないと、勉強に費やす時間だけが伸びていきます。理由のない長期間の勉強はモチベーションを下げますし、記憶から情報が抜けていきます。勉強は時間ではなく、密度です。

・勉強は時間ではなく、量で区切る
・自分がやり切れる量に勉強量を設定する

・無茶な勉強量 or 長期間かけて勉強する のは NG

 2つ目は 「時間があるときは、紙に書いて覚える」 ことです。
「IT分野なのに紙を使うの?」と思われる方もいるでしょう。そうなんです、紙使ってください。
 これは個人的に思っていることなのですが、フリック入力やタイピングって便利ですよね。でも内容が印象に残らなくないですか。メモには適しているけど、内容そのものは忘れがち。そんなツールだと思うんです。

 紙に書き込むことで

・書いたという状況自体が記憶に残りやすい
・手書きの運動が脳を刺激して効率が上がる

という研究があります。

 私もその意見には賛成です。スキマ時間に学習したい人にはスマホやPCでの学習が手軽ですが、どちらか選べる状況なのであれば紙ベースを選択してみてください。
 ただ、暗記した内容の確認や問題を解くなどのアウトプット型の学習のときは電子デバイスでもよいかなと思っています。

・腰を据えて勉強できるときは紙に書き込んで覚える

・時間がないとき、手軽にやりたいときはデバイスからのインプットもあり

 この考え方のもと、各試験ごとの特徴、勉強法をあげていきます。

①ITパスポート

 IT系国家資格の登竜門ともいわれるiパスです。
 IPAによる試験区分は大まかに以下のようになっています。

Qiita_2nd_IPA.png

 iパスは、私が入社してから最初に取得した資格でもあります。
 問題は120分で100問。デジタルネイティブ世代としては常識なIT関係の単語、特定分野の専門用語、SQL、プログラミングの考え方など幅広い知識が必要になります。

 ````

---試験概要---
[120分で100問]
→4択形式の問題:テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の分野で出題

 iパスを受ける上で必要なことは、ズバリ演習 です。やって慣れる昭和スタイルです。演習には過去問道場を用いるとよいでしょう。
 (「iパス 過去問道場」とブラウザ検索すればヒットするはずです)

 なぜか。それは 範囲が広いうえに情報の更新が速いからです。
 参考書の内容だけでは拾いきれない範囲から出題されます。もちろん参考書で事前に知識を入れておかないと問題の意味が分からないものは多いですから、1周はするべきです。ですが、1周で良いと思います。完璧に覚えきる必要はありません。 ※2

 それが終わったら過去問道場でひたすら単語と意味をすり合わせながら覚えていきます。令和分の過去問をやっておけば大体の内容は網羅できます。最初のうちは連続不正解でも、2周3周やっていくうちに覚えます。
 こちらの勉強は出てくる問題と解答を覚えられたら終わりにして、なるべく早く試験を受けるのが良いでしょう。
(できればその解答になる理由も覚えられれば基本情報、応用情報を勉強する際に役立つと思います)
 
 特に難しいのはアルファベット3文字系でしょうか。BRPやCRMなど大量にでてきます。ここは暗記です。英語が高校生水準くらいできる人であれば、単語に分解して覚えるのが良いですね。難しい単語は使われていませんので、意味と英単語がリンクしています。

・ひとまず参考書を1冊購入し、1周する
・1周したら過去問道場を解きながら学習する

・覚えることができたら「すぐに」受験すること

 出題数と出題範囲が広いですから、iパスは運の部分もあります。出題内容が1年ですぐ新しくなるので、過去問の内容を覚えてきた or 問題が想像より解けると感じたら早めに試験を受けましょう。

※2
プログラミング経験がない人は参考書のプログラミング範囲は時間をかけて覚えてもよいかもしれません。私は大学にてプログラミングを学んだことがあったため、苦手意識はありませんでした。しかしながら、初めてやる方にとっては一番の障壁となりえます。if文やfor分など基本的なところは押さえておきましょう。

②基本情報技術者試験

 iパスの一つ上に位置する試験です。この上に応用情報があります。
 2023年に新制度へ内容が変更されました。
 
 試験時間は以下の通りで、非常に長丁場になります。

---試験概要---
前半:[(A問題):90分で知識系60問]
→4択問題

後半:[(B問題):100分でプログラミング系20問]
(前後半の合間に10分間の休憩時間が設けられます)

 前半ではiパスの内容に毛が生えたくらいの知識的な内容に加えて、計算問題が多く出題されます。 計算問題の範囲は高校1年生の数ⅠAくらいで、比をうまく使う問題が多いです。
 後半では疑似言語で書かれたプログラミングを読み、出力がどうなるか解答するものや部分的に抜けているコードを足すものなどリバースエンジニアリングの力と、継続的な集中力が試されます。

・途中の休憩時間がほぼないため、受験日にはしっかりと睡眠/食事をとって万全に

 基本情報はiパスよりもさらに過去問の重要度が上がります。特に前半の問題はかなり顕著です。ですから基本情報も過去問道場をたくさんやりましょう。 過去問で学べる知識は体感1/3の問題数くらいあるので、身体で覚えるのが手っ取り早いです。

 一方で、参考書範囲からも多く出題されるため、過去問をやっている最中のわからない単語や考え方を調べる辞書として参考書があるとよいです。私は猫ちゃんが表紙にいる有名参考書を購入しました。
とりあえず1周しておき、理解できない範囲は2~3周するのがベストかと思います。

 後半の問題は過去問道場には10数問しかありません。ただ、例題なので本試験の練習にもなりますし、分母が少ない問題ですから、価値が高い問題になります。私は過去問道場のものだけで乗り切りましたが、プログラミングが苦手な方はB問題対策用の参考書も存在するので購入してみてください。

 また、総じて問題の問い方が理屈っぽくなります。 iパスと同じ内容を問われているのにも関わらず、より固い言い回しになる問題をいくつか見かけますね。間違い探しをさせられている感覚です。何を聞かれているのか、より当てはまるのはどちらなのか、よく考えて解答する意識をしましょう。
 iパスよりも運の要素は少ないです。勉強した分、理解が深まります。

・ITパスポートの知識があると学習がはかどる
・参考書を1周したら苦手部分を復習
・過去問道場の問題を解きながら知識を補完する
 →間違えながら解答や考え方を覚える

・よくわからないからと過去問道場を解くのをやめるのはNG

③JavaBronze

 上記2つは国家資格でしたが、Java系の資格はOracleによるベンダー資格(企業の認定資格)になります。よって受験料がかなり高額で、Bronzeは約16000円ほどです。
 
 たかくないか?

 落ちたときのダメージが大きいですから、慎重に、行くときは思い切りよく受験しましょう。

・Oracleに限らずベンダー資格は受験料が高いので覚悟しましょう

 JavaBronzeはIPAのiパスと同様、Java入門として用意されている資格で自宅受験も可能です。ハードルとしては低めですが、初学者にとってはJavaの基本を学べる良い機会になるかと思います。

---試験概要---
[65分で複数択形式の問題60問]
・50問ほどはコードを読んでどのような実行になるか問う
・残りの10問ほどはJava言語に対する基礎知識や実行コマンドについて問う

 
 具体的な勉強方法は、いわゆる黒本(問題集)です。 徹底攻略シリーズのJava SE Bronze問題集を解きながら学習しました。Bronzeに関しては、以前にほかのプログラミング経験がある人であれば、初めて見る内容はほとんどありません。しいて言うならポリモーフィズムくらいでしょうか。初めて見る章のみ解いて、あとは模擬問題を何周もするのが正解だと思います。
 プログラミング経験のない人は紫本と呼ばれる「問題を解くための参考書」もあるので、そちらからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 
 ここで私なりの問題集の使い方を伝授します。コツは「答えはすぐ見る」です。 問題に目を通していったん解いてみます。[解き終わったら/わからないと思ったら]すぐ答えを確認しましょう。

 学習しているときに答えを見てはいけないなんていうのは迷信です。正確にいうのであれば、本番のようにやってみる演習以外では答えをすぐ見るべきです。むしろ1~2周目は答えを見ながら学習してなんぼだと思います。
 答えを確認しながら学習することで、記憶の新しいうちに問題の解答と解説を頭に入れられます。情報は新鮮なほうが良いのと同じで、修正は早いほうが良いのです。

・問題集は解けても解けなくても答えをすぐ確認する
・「気づいたら問題が解けるようになってる」くらいで受験

④JavaSilver

 Bronzeに続く1クラス上の資格です。ただ、分類的には異なります。というのも、Silverの上にGoldが存在しますが、Goldを受験するためにはSilverの合格が必要です。Bronzeの合格はGold受験資格に含まれていないことに注意してください。また、Silverは海外でも有効な国際資格とされています。
 難易度的には、体感Bronzeの1.5倍くらいでしょうか。ただ、こちらも受験料が高額で、約42000円 です。

いや、たけえよ。

・Oracleに限らずベンダー資格は受験料が高いので覚悟しましょう(再掲)

 失礼しました。こちらの勉強方法もBronzeと同様黒本です。徹底攻略シリーズのJava SE Silver問題集を解きながら学習しました。 が、Java特有のコードを多く含むため、Bronzeより暗記の側面が強い印象です。

---試験概要---
[180分で複数択複数選択形式の問題80問]
・70問ほどはコードを読んでどのような実行になるか問う
・残りの10問ほどはJava言語に対する基礎知識や実行コマンドについて問う

 勉強方法もBronzeとほぼ同じですが、決定的に異なる点が1点。周回数です。 私は4周しました。ほかの資格では問題を4回も解くことはありませんでしたが、Silverは解くべきです。なぜなら、出題される問題に類題が多いからです。 ほかの方のSilver合格のQiita投稿を拝見しても同じことが記載されていました。「〇研ゼミでやったところだ!」となるくらいまではやりこんでおいたほうが良いと思います。

 また、試験に関してのアドバイスがあります。
 問題の中のコードには長いもの、短いものあります。試験時間中は集中力が落ちていきますので、短めのコードは安心しがちになります。そこが落とし穴です。短いコードは集中して推考すべきです。 慢心してそのコードの問題を落とさないよう十分注意してください。

・Bronzeよりひっかけが多いため、複数回黒本を繰り返し解く
・短いコードの問題は確実にとれるよう意識する

4.あとがき

 ここまで真面目に記載してきましたが、一番大切なのは無理をしないことです。勉強のときは集中。休むと決めたら休む。 これが継続的な学習のコツだと思っています。実際私も、「もう今日は勉強しない」と決めたら勉強やめましたしね(^^;)

 繰り返しになりますが試験前は十分に寝ることが大事です。IT系の資格はいずれも頭をしっかり使います。前日に夜更かししていると解ける問題も解けなくなりますから、9時間くらいは寝たいですね。私はロングスリーパーなので12時間くらい寝たいですが。←

 というわけで、長々とお付き合いありがとうございました。記事を書いているうちに筆が乗り、気づいたらとんでもない文章量に...。
 ここまで読んでくださっている方に感謝申し上げます。資格勉強を頑張りたいあなたの背中を押せていたら幸いです。というわけで私でした。(?)

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