親クラスで定義したメソッドを他の新規クラスで継承して使用する方法を書いていきます。
書き方は以下の通りです。
class 子クラス名 < 親クラス名
end
まずは、親クラスの例をみてみましょう。
class Mos
def eat
puts "食べる"
end
def drink
puts "飲む"
end
def take_out
puts "持ち帰り"
end
end
次に継承した子クラスの例をみてみましょう。
class Mcdo < Mos # クラスの継承
def smile
puts "笑顔無料"
end
end
親クラスのメソッドは、継承した他のクラスでも使用できます。
| メソッド名 | Mos(親クラス) | Mcdo(子クラス) |
|:--|:--|:--|:--|
| eat | ◯ | ◯ |
| drink| ◯ | ◯ |
| take_out | ◯ | ◯ |
| smile | × | ◯ |
上記の図をみてみると、親クラスのメソッドに記述したeat、drink、take_outを
子クラスに継承できていることがわかります。しかし、子クラスMcdoのメソッドであるsmileは親クラスのMos
には継承されていません。
つまり
class 子クラス名 < 親クラス名
end
のように記述することで親クラスのメソッドを他のクラスで継承させながら、新たなメソッドを
付け加えることができます。