はじめに
日本の税制や社会保険制度は非常に複雑で、特にパート・アルバイトで働く方の「年収の壁(103万・106万・130万・178万円)」による**手取り逆転(働き損)**は社会的な大きな課題となっています。
また、2026年の税制改正や全国最低賃金の改定により、多くの労働者が「結局、自分はいくら働けば損をしないのか?」という不安を抱えています。
そこで今回、面倒な会員登録や個人情報の入力を一切必要とせず、スライダーを動かすだけで瞬時に手取り額と働き損を完全可視化できるWebツール**「手取りHub」**を個人開発しました。
🚀 公開したWebツール
👉 公式Webサイト: https://tedorihub.com/
👉 年収の壁シミュレーター: https://tedorihub.com/kabe.html
🛠 実装した主な機能
1. 年収の壁・手取り判定シミュレーター
- 時給と週の想定労働時間を選ぶだけで、手取り年収を即時計算
- 103万・106万・130万円の壁に加え、2026年税制改正(160万・178万円)にも対応
- 従業員規模(101人以上/100人以下)に応じた社会保険加入判定
- 大学生・専門学生向けの「勤労学生控除(130万円)」モード搭載
2. 全国47都道府県の最低賃金自動判定
- 都道府県を選択すると、最新の地域別最低賃金が自動的に時給スライダーへ反映されます。
3. 法定残業代・割増賃金計算(労基法第37条準拠)
- 1日単位の労働時間切り捨てを防止する1分単位計算に対応
- 月60時間超の1.50倍割増、深夜労働割増(+0.25倍)を完全サポート
4. モバイルPWA・1クリック共有機能
- インストールバナーからホーム画面へ追加し、アプリのように素早く起動可能
- LINE公式ディープリンクによる判定結果の即時共有
- 申告書やシフト相談用の1クリックPDF印刷機能
💻 使用技術スタック
- フロントエンド: Vanilla JavaScript (ES6+), HTML5
- スタイリング: Tailwind CSS (レスポンシブ・ダークモード調UI)
- パフォーマンス: サーバー側処理を極力排除し、ブラウザ側(Client-side)での完全決定論的計算によりTTFBと表示速度を極限まで最適化
おわりに
給与や税金の計算は、専門的な知識がないと正確な手取り額を把握するのが困難です。
今回開発したツールが、シフト調整や転職、家計管理に悩む多くの方の判断材料になれば幸いです。
フィードバックや改善要望がございましたら、ぜひお気軽にコメント等いただけますと幸いです!