はじめに
Raspberry Piでhomebridgeを利用するまでの手順メモです。
- Raspberry Piにnode.jsをインストール
- homebridgeをインストール
- homebridge起動停止スクリプト作成
前提
Raspberry PiにRaspbian Stretch Liteがインストールされ、初期設定が完了しているものとします。
Raspberry Piにnode.jsをインストール
次のコマンドを順次実行し、nvmとnode.jsをインストールします。
# 1. node.jsのバージョン管理ツール nvm をインストールする。
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/creationix/nvm/v0.33.8/install.sh | bash
# 2. .bashrc をリロードする。
source ~/.bashrc
# 3. インストール可能な node.js のバージョンを確認する。
nvm ls-remote
# 4. バージョンを指定して node.js をインストールする(例はバージョン8.11.2)。
nvm install v8.11.2
2. homebridgeをインストール
# 1. homebridge の依存ライブラリをインストールする。
sudo apt-get install libavahi-compat-libdnssd-dev
# 2. homebridge をインストールする。
npm install -g --unsafe-perm homebridge
# 3. homebridge プラグインを必要に応じてインストールする。次のコマンドは一例。
npm install -g homebridge-cmdswitch2 homebridge-temperature-cmd homebridge-cmdaccessory homebridge-cmd homebridge-ifttt
homebridge設定ファイル config.json の記述方法は、各 homebridge プラグインの説明を参照してください。
3. homebridge 起動停止スクリプト作成
homebridge設定ファイル config.json は /home/pi/homebridge/config.json
に置かれているとします。
3-1. homebridge 起動スクリプトの例
logoutしてもhomebridgeが起動したままになるようnohupを用いて起動します。
start.sh
source /home/pi/.nvm/nvm.sh
nvm use 8.11.2
cd /home/pi/homebridge
nohup homebridge -U /home/pi/homebridge &
3-2. homebridge 停止スクリプト
homebridgeを複数起動させることはないと思われますので、ここでは名前で探して停止します。
stop.sh
ps aux | grep homebridge | grep -v grep | awk '{ print "kill ", $2 }' | sh