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Samsung Galaxy S5をバッテリレスで使用する

Last updated at Posted at 2025-05-26

回路は以下の通り

回路.jpg

なぜダイオードを2個直列にしているのか

Galaxy S5の内蔵バッテリは出力電圧 3.85V, 充電の入力電圧4.4Vです。
ACアダプタ5Vは電圧が高すぎます。ダイオードを入れることで電圧を下げています。
またダイオードを入れることでスマホとPCをUSBケーブルで接続した際、ACアダプタ側に影響が出ないようにします。結果、adb shellやファイル転送が使えるようになります。
1N5822Gのデータシートをみると1A時必要な電圧=0.39V、3A時は0.525Vです。
電流1Aが流れる時、5.0V - 0.39V - 0.39V = 4.22V、3Aが流れる時は3.95Vの計算になります。 そのため、3.85V~4.4Vの電圧範囲で、3Aが使用可能なダイオード 1N5822を
2個直列しました。

ACアダプタは何Aのものが必要か

ACアダプタ5V1Aを使用した際、ブート途中で再起動を繰り返し、ACアダプタ5V2Aを使用した際、ブートは成功しましたが、カメラアプリを起動して撮影すると再起動してしまい、2A以上消費する時があることが分かっています。
ダイオード1N5822Gは最大電流3Aの規格です。
このダイオードで無事カメラ撮影までできているので、2A以上3A未満のACアダプタが必要ということが分かっています。

T端子とは

バッテリの温度をスマホに知らせる端子です。抵抗値で温度を検知するようです。テスタで測った際2.3kΩでした。なので2.4kΩの抵抗を入れています。

安物の電源ケーブルはやめましょう

最初USB充電ACアダプタとダイソーのUSB延長ケーブルを使ったのですが起動時再起動を繰り返し、ケーブルを替えると発生しなくなりました。ケーブルの太さには注意しましょう。

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