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Docker Hubに置いているDockerイメージを使用してElastic Beanstalkにデプロイする方法

Last updated at Posted at 2021-12-28

Elastic Beanstalk(以下EB)で、Docker HubのプライベートリポジトリにホストしているDockerイメージを使用してデプロイするための設定方法をざっくりまとめ

1. リポジトリを指定する

Dockerrun.aws.jsonにImageキーを追記する

Dockerrun.aws.json
{
  "AWSEBDockerrunVersion": "1",
  "Image": {
    "Name": "organization/image-name",
    "Update": "true"
  }
}
  • NameキーにはDockerリポジトリを指定する
  • Updateキーにはイメージのキャッシュを上書きするかどうか指定します。デフォルトはtrue

🚫 注意点🚫
Dockerfileがソースバンドルに含まれている場合、Dockerrun.aws.jsonのImageを無視しDockerfileを使用してコンテナ構築が行われるため、Dockerfileは含めないようにしましょう

2. リポジトリの認証を設定する

インスタンスからプライベートリポジトリにアクセスできるように、docker loginを行う設定をします。主に2種類の設定方法がありますが、ここではそれぞれ概要をまとめる程度にします。詳しくは公式ドキュメントを参照ください

  1. AWS Systems Manager (SSM) パラメータストア
    SSMに認証情報を保存し、デプロイプロセスのビルド前フェーズでイベントを発生されるフックスクリプトを使用して、認証情報の取得・docker loginを行う方法

  2. Dockerrun.aws.jsonファイル
    docker login時に作成される認証ファイルをS3に置き、そのバケット情報をDockerrun.aws.jsonに記載する方法

ちなみに私のローカル環境下(MacBook Pro 13-inch 2018、Docker for Mac)では期待する認証ファイルが作成されなかったため、1番を参考にセットアップを行いました

3. その他Docker設定を記載する

  • Port (必須)
    Docker コンテナで公開するポートを指定します。基本的にはカスタムイメージを作成したときのEXPOSEと同じ値で問題ないと思われます。こちらを指定しないとコンテナが起動しません
Dockerrun.aws.json
{
  "AWSEBDockerrunVersion": "1",
  "Image": {
    "Name": "organization/image-name",
    "Update": "true"
  },
  "Ports": [
    {
      "ContainerPort": "3000"
    }
  ]
}
  • Volumes, Logging, Entrypoint, Command (オプショナル)
    お好みに応じてDocker周りの設定を記載します。詳しい設定方法は公式ドキュメントを参照ください

4. デプロイに使用するソースバンドルの中身を調整

上記の🚫 注意点🚫でも書いているように、Dockerfileをソースバンドルに含めないように、.ebignoreで必要のないファイルを対象外にします

.ebignore
# 全ファイルを対象から外す
.

# EB設定ファイル
# ファイル名に!をつけて対象にする
!.ebextensions/*.config
!.platform/**/*.*

# Dockerビルド用ファイル
!Dockerrun.aws.json

参考

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