そもそもHTMLとは
Hyper Text Markup Languageの略で人間が見てわかるように表示しつつ、コンピューターに指示することができる言語。ちなみにHTMLは物理学者のティムバーナーズリーさんが物理学の研究成果などを共有する際に毎回ドキュメントをコピーしたりするのが面倒で、何か便利なものができないかということで開発したそうです。
ちなみにHTMLのなにが画期的かというと文書間の参照を行えることです。
A文書はBという文書を参照しているということをコンピューターに理解させることができる、これをハイパーリンクと呼んでいます。
HTMLファイルの骨組み
<!doctype html>
ページがどのバージョンのHTMLで、どの仕様に合わせて作られているかを書いている。
HTMLのバージョンにはHTML4.0やXHTML 1.1などがありますが、2023年時点で主流なのはHTML5というバージョンになります。
とくにバージョンの指定がない場合は、HTML5を指します。
<html lang="ja">
このファイルがhtmlの文書だということを明示しています。lang=""で言語指定ができ、jaは日本語の文書ということを明示しています。
<head></head>
ページのタイトルや説明文、使用する外部ファイルのリンクなど、ページ情報を記述しています。
ブラウザには表示されません。
<meta charset="UTF-8">
文字コードをUTF-8にするという指定です。この指定がないと文字化けする可能性があります。
必ず記述する必要があります。
<title></title>
ページのタイトルを記述します。この名前がブラウザのタブやユーザーがWEBサイトをブクマしたり、検索したときのページタイトルとし表示されます。
<meta name="description" content="~">
ページの説明文を記載します。検索エンジンでページタイトルとともに表示される部分です。
ユーザーが検索したときにどんなサイトなのかを瞬時に判断できるよう、必要なキーワードを含めて記述するとページを開いてもらいやすくなる
<body></body>
HTML文書の本体。ここにコンテンツを入力することで、実際にブラウザ上で表示することができる。
まとめ
1.HTMLはハイパーリンク機能が画期的だった
2.htmlにはいくつか最初に記載しないと文字化けしたり、思いもよらないエラーが出る。
3.headはページには表示されず、bodyに記載しているものがページに表示される。
次回はhtmlの簡単な実例をもとに基本の書き方を身に着ける
※参考文献
・プロになるためのWeb技術入門
・1冊ですべて身につくHTML&CSSとWEBデザイン 入門講座