TL;DR
USBメモリからUbuntuが起動できなかった際、偶々起動中にUSBを抜差ししたら起動成功してしまったので、
困ったら一度試してみてもいいかもよという話。(自己責任でお願いします)
自分の記録+私同様にUbuntu入れてみたい、な人の助けに少しでもなったら幸福至極。
これが、
こうなる。
環境
- Windows8.1マシン(HP 14-r229TU スタンダードモデル)
- Ubuntu Desktop 18.04.3 LTS
- USBメモリ(HIDISC USB 2.0 フラッシュドライブ 8GB 白 キャップ式 HDUF122C8G2)
作業記録
準備~起動
- 何も考えずヤマダ電機さんで最安だったUSBメモリを調達(金欠マン)
- jp.ubuntu.comからisoダウンロード
- Ubuntuのチュートリアルを参考にブータブルUSB作成
- Ubuntuのチュートリアルとこちらを参考にBIOSのBoot順序を設定
- Ubuntu起動(できない)
Boot optionからTry Ubuntu without installingを選択して起動、も失敗。
真っ黒画面にinitramfs
プロンプトを表示して、色鮮やかなGUIの姿は見れず。
エラーその1BusyBox v1.27.2
とりあえず目についたエラーメッセージでググる。
こちらを参考させて頂きfsck
を叩いてみる(脳死)
Ubuntu起動(できない)
コマンドを理解せず、何となく引数を変えただけなので当然うまくいかず。
少しメッセージを広めに見て次の挑戦に。
エラーその2No init found
init
が見つからんのやなってことで、強い味方ls
を使ってinit
コマンドをさがす。
/
直下にあるやんけってことで/init
を試してみる、が・・・・駄目っ・・・・!
/init
壊れてんちゃうかって思い込みで、メディアの再作成したり迷走を始めたところで、
改めてメッセージとにらめっこ。
エラーその3device descriptor read/64, error -110
Unable to find a medium containing a live file system
unable to enumerate usb device
なんだかUSBデバイスが怪しそうなメッセージ。てか、ずっと同じメッセージ吐かれてない??!!
最上部(上画像で見切れてしまってる)に上記メッセージたちが出力されてることに気づく。
ask ubuntuなどを見ていたらBIOSの設定でUSB3.0 Configuration in Pre-OSなる項目があるらしい。
何も考えず調達したUSBメモリが3.0でなく、2.0だったことも思い出し、これだ!と意気揚々と設定。
いざUbuntu起動!!!???(できなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
どうしてだよお゛お゛お゛、USB3.0と2.0の設定が決め手だと思ったのになんでだよお゛お゛お゛お゛お゛。
その後もWindowsの高速起動設定を外したり、セキュアブートdisabledにしたり、
現役のWindowsマシン使ってブータブルUSB壊れてないか検証したり、
現役マシンのBIOS設定が分からなくて結局検証に時間取られたりして、諦めかける。
無職にUbuntuは過ぎた代物だったんだ。。。
決着は突然
かれこれ作業開始から3時間経った頃、半ば事故的な感じで起動中にUSB抜いて差しなおしたらなぜか起動。。
理由は不明だが、抜き差しを3回試して3回起動成功、その後差しっぱなしで1回起動失敗を確認。。
少しもやっとしてますが、何はともあれ動作が重くてイライラさせられたウザカワWindowsマシンはもういません。
ちょっとスマートになったUbuntuちゃんに転生しました。(物理的にはちょい重のまま)
JIS配列->MacのUS配列を模したキーボード配列に設定できたのも個人的にうれしいです。(AutoHotKey不要!)
終わりに
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GB,SFCの裏技みたいな方法でなぜか解決してしまった
(ワザップもの) - 仕事や本番環境と違って気軽にBIOSの設定触ったり、コマンド叩けてなんやかんや楽しかった。
私のような(ガチで)何も分からない勢はとりあえず古いPC持ってきてLinux入れようとしてみるだけでも、
BIOS周りもLinux、USBのこともわからないことだらけで、色々これから勉強できるぞって気持ちになるかもしれません。(無知の知)
後記
作業しながら空いたタイミングにMacでメモ取ってたのですが、離席したタイミングでHyperくんが再起動、
メモ丸々吹っ飛んだのはUbuntuインストール過程のどのエラーよりも私のメンタルを削っていきました。
雑多なメモを更に雑多に書き直す機会をくれたんだねありがとう!
最後に、拙い内容と文章だったかと思いますが、最後まで読んでいただいた方がいたら誠にありがとうございます。