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AIエージェントから的確な解決策を引き出すためのアプローチ ~Note自動投稿の事例から~

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AIエージェントから的確な解決策を引き出すためのアプローチ ~Note自動投稿の事例から~

はじめに

Noteへの投稿記事では、GoogleAntigravityを使用してNoteへの記事投稿を自動化する技術的な側面に焦点を当てました。
この自動化には約3時間ほどかかりました。その中で、単に指示を出すだけでなく、どのようにコミュニケーションを取ればAIがより良い解決策を導き出せるかという点について、いくつかの気づきがありました。

本記事では、Note自動投稿機能の実装中に直面した課題と、それを乗り越えるために私がAIエージェントに対して行ったアプローチについて共有します。

1. 言葉で説明するより「画像」で見せる

開発中、Markdownの見出しや引用がNoteのエディタ上で正しくフォーマットされないという問題が発生しました。
最初は言葉で「見出しが反映されていません」「引用ブロックになっていません」と伝えていましたが、AIはなかなか状況を正確に把握できませんでした。
現状とあるべき姿の比較.jpg

そこで私は、「現状(失敗している状態)」と「あるべき姿(成功している状態)」の2枚のスクリーンショットを提示しました。

  • 1枚目:現状(AIエージェント実施) - テキストがそのまま表示されている状態
  • 2枚目:あるべき姿(私が手動で実施) - 見出しや引用が正しく適用されている状態

プロンプト:

修正方法は間違っています。スクリーンショット画像を見ながら正しい方法を考えてください。

1枚目:現状(AIエージェント実施)
2枚目:あるべき姿(私が実施)

この視覚的なフィードバックにより、AIは「何が足りないのか」を瞬時に理解し、フォーマットの問題であると正しく認識することができました。複雑なUIの状態を言葉だけで説明するのは人間同士でも難しいものですが、画像を見せることで認識の齟齬を大幅に減らすことができます。

2. 「やり方」は任せ、「あるべき姿」に集中する

当初、私は「クリップボードにコピーしてCtrl+Vで貼り付ける」という**具体的な操作手順(How)**をAIに指示していました。
しかし、ブラウザ自動化の制約により、この方法はうまくいきませんでした。

そこで私は、手段へのこだわりを捨て、最終的にどうなっていて欲しいかを伝えることにしました。

プロンプト:

自分で”2枚目:あるべき姿(私が実施)”になるようにloopを回してください。

このようにゴールだけを明確に示した結果、AIエージェントは私の想定していなかった解決策を提案してきました。
それが、document.execCommand('insertHTML', ...) を使用して、HTMLタグを直接エディタに流し込むという方法です。
人間が思いつく「キーボード操作の模倣」という枠を超え、システム内部の仕組みを利用したより確実な方法をAI自身が見つけ出してくれたのです。

3. 一発正解を求めず、対話で磨き上げる

AIへの指示は「一撃必殺の魔法の呪文」ではありません。
今回の自動投稿機能の実装には約3時間を要しましたが、その間、私はAIに対して何度もフィードバックを繰り返しました。

出力が不完全であることを前提とし、
人間が粘り強く「それは違う」「こうしてほしい」と対話を続けることで、
徐々に解決策の精度が高まっていきました。

AIエージェントとの協業は、一度のプロンプトで完璧な答えを求めるのではなく、対話を通じて共に正解を作り上げていくプロセスであると捉えることが重要です。

まとめ

AIエージェントは魔法の杖ではありませんが、適切な指示とフィードバックを与えることで、強力なパートナーになります。

  1. 視覚的な情報(スクリーンショット)で認識を合わせる
  2. 手段ではなく目的(あるべき姿)を共有する
  3. 対話を重ねて解決策を磨き上げる

これらのアプローチを組み合わせることで、AIエージェントと協力して、
私一人では思いつかなかった解決策にたどり着くことができました。
AIエージェントを使う際は、単なるツールとしてではなく、「どう伝えれば伝わるか」を工夫する相手として接することで、より良い結果が得られるのではないかと思います。

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