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【ST言語ことはじめ】自己保持を実装する方法

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はじめに

自己保持は、プログラマブルロジックコントローラー(PLC)プログラムで広く使用される重要な概念です。本記事では、自己保持の概要と実装方法について解説します。

使用機材

機種など
PLC Q02CPU, QX41, QY41P, Q62P, Q38B
アプリ GX Works 2

I/O割り付けはこちらを参照

自己保持とは何か

自己保持は、ある条件が成立した場合に、その条件が解除されるまで特定の状態を維持する仕組みです。例えば、モーターを起動する条件が成立した場合、モーターが停止する条件が発生するまで、モーターを起動し続けることができます。

自己保持の実装方法

自己保持を実装するためには、以下の手順を参考にしてください。

  1. 条件の設定: 自己保持を行う条件を設定します。これは、PLCの入力信号や内部変数の値に基づいて定義されます。
  2. 出力の設定: 条件が成立した場合に自己保持する出力を設定します。これは、PLCの出力信号や内部変数の値に対する設定です。
  3. 自己保持の実装: 条件が成立した場合、出力を設定し、条件が解除されるまで出力を維持します。

自己保持の例

以下は、簡単な自己保持の例です。

IF X001 THEN
    M001 := TRUE;
END_IF;
(* ボタン1を押した時にM001ON *)
(* ボタン1を離しても特に処理をしないことで保持とする *)

IF X002 THEN
    M001 := FALSE;
END_IF;
(* ボタン2を押した時に保持を解除 *)

Y071 := M001;
(* M001の状態によってランプの点灯を制御 *)

まとめ

本記事では、自己保持の概要と実装方法について解説しました。自己保持は、PLCプログラムで頻繁に使用される重要な概念であり、正確な制御を実現するために理解しておく必要があります。

以上が自己保持を実装する方法に関する内容です。PLCプログラミングにおいて、自己保持の活用により効率的な制御プログラムを開発してください。

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