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【ST言語ことはじめ】ワードデバイスのアドレス指定

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はじめに

本記事では、ワードデバイスのアドレス指定について解説します。ワードデバイスのアドレス指定は、プログラム内で特定のデータを指定する際に使用されます。

使用機材

機種など
PLC Q02CPU, QX41, QY41P, Q62P, Q38B
アプリ GX Works 2

I/O割り付けはこちらを参照してください。

ワードデバイスのアドレス指定とは

ワードデバイスのアドレス指定は、プログラム内で特定のデータを指定するために使用されます。例えば、D1.3はD1の4つ目のビットを指します。桁指定は0から始まります。

サンプルコード

IF SM402 THEN
    D1.0 := TRUE; (* 桁指定は0から始まる *)

    K1Y40 := D1; (* 1スキャンのみ実行で今後の値の変更に影響されないようにする *)
END_IF;

D1.3 := TRUE; 

K1Y44 := D1; (* 同じD2を出力するが、先の実行が1スキャンに限定されているため異なる値を渡すことができる *)

D2.4 := TRUE; (* 45桁目になるのでK1の範囲を超えてしまう。桁数には注意が必要 *)

K2Y48 := D2;

ワードデバイスのアドレス指定の注意点

ワードデバイスのアドレス指定を行う際には、桁数に注意する必要があります。例えば、D3.4の場合、4は5桁目になるため、K1の範囲を超えてしまいます。これにより予期せぬデータ破壊などの危険があります。

まとめ

ワードデバイスのアドレス指定は、PLCプログラムにおいて重要な役割を果たします。正確な指定と注意深い取り扱いが必要です。

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