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IFTTTを使ってESP-WROOM経由でロボを動かす

Last updated at Posted at 2015-09-21

前回、BLEモジュールのkoshianでピッコロボを動かしましたが、今回はIoTっぽく、ESP-WROOM-02を使ってインターネットに接続し、IFTTTから操作してみました。

ESP-WROOM-02とは?

Arduino IDEでSketchを書き込めるWiFiモジュールです。
技適付きなので、日本でも安心して使えます。
CEREVOで販売している約900円のピッチ変換のブレークアウトボード付きがおすすめです。
詳細はこちらで紹介しているので、ご参照ください。

91592223.jpg

IFTTT

IFTTT(イフト)とは「レシピ」と呼ばれる個人作成もしくは公に共有しているプロフィールを使って数あるWebサービス(Facebook、Evernote、Weather、Dropboxなど)同士で連携することができるWebサービスである
IFTTT

レシピを作成する

以下のようなレシピを作成しました。

  • TwitterをTriggerとして、ハッシュタグ「#roboroborobo」を付与して、tweetした場合、tweet内容をActionに渡す。
  • Maker ChannelをActionとして、渡されたtweet内容を、用意したREST API環境にPOSTする。

IFTTT.png

tweetする

下記のようにハッシュタグ#roboroboroboを付けて、ロボ操作に必要な文字列を記載します。ちなみに、操作に必要な文字列は下記の通りで、複数記載することで連続操作が可能です。

  • w:前進
  • s:後進
  • a:左向き
  • d:右向き

twitter.png

システム構成

全体構成

ここで全体の構成を示します。
IDCFクラウドに、Ubuntuの仮想マシンを起動し、Ponteをinstallします。
Ponteに対して、REST APIでdataをPUTし、ESP-WROOM-02側ではMQTTでdataをチェックします。

kobito.001.jpg

REST API/MQTT対応

IFTTTのMaker Channel側のIFがREST APIであり、デバイス側はMQTTを使いたかったので、これらの対応方法を検討します。調べてみると、REST API/MQTT両方に対応しているアプリやwebサービスがあるので、これらを使うのが簡単そうです。
ただし、Maker Channelで使えるパラメータは制限があり、自由にヘッダーは設定できません。この事から、Ponteを利用する事にしました。

参考までに、検討した他のアプリ/webサービスを以下に示します。

header操作が必要

REST API対応していない/有料

まとめ

  • IFTTTを使って、ピッコロボを操作するレシピを作成しました。
  • twitterにtweetしてから、IFTTT経由でピッコロボが動くまで、数分かかる場合がありますが、実際に動作する事を確認できました。

参考情報

MQTT

http://www.slideshare.net/masahikokubara/mqtt-45099223
https://gist.github.com/voluntas/e0a90f3e22316144ed3a

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