QGIS-Documentationのディレクトリにdocker-run.shというファイルがあったので、せっかくなのでMacOSX上でビルドできるようにしたみた。
boot2dockerインストール
以下のサイトからboot2dockerのパッケージを入手してインストール。
boot2dockerではVolumeのマウントができないので、boot2docker でボリュームの共有を行う - Qiita を参考にマウントできるようにする。
$ wget http://static.dockerfiles.io/boot2docker-v1.0.1-virtualbox-guest-additions-v4.3.12.iso -O ~/.boot2docker/boot2docker.iso
$ boot2docker init
$ VBoxManage sharedfolder add boot2docker-vm -name home -hostpath /Users
$ boot2docker up
# DOCKER_HOSTはboot2docker upしたときに出てくるものを利用、ちゃんとbashrcとかzshrcとかにぶっこんでおくこと
$ export DOCKER_HOST=tcp://192.168.59.103:2375
なお、上記の方法で取得してるboot2dockerのイメージはバージョン依存があるので、boot2docker 1.0.1以外を使っている場合はそれっぽいイメージファイルを探して下さい><
qgis/sphinx:1.0イメージを作成
qgis/sphinx:1.0というDockerのイメージを作成します。
これはQGIS-Sysadminというレポジトリのものを利用します。
ちなみに、イメージ作ると2GBぐらいあるので注意。
$ git clone git@github.com:qgis/QGIS-Sysadmin.git
$ cd QGIS-Sysadmin/docker/sphinx
$ sh docker-build.sh
ドキュメントを生成
最後にDockerを使ってドキュメントを生成します。
今回はTransifexから最新の翻訳ファイルを取ってきます。
ちなみに、REQUIREMNTS.txtにあるtransifex-clientが古く(0.9)、エラーになってしまったので最新版(0.10)にアップグレードしています。
$ git clone git@github.com/qgis/QGIS-Documentation.git
$ cd QGIS-Documentation
$ virtualenv-2.7 virtualenv
$ source virtualenv/bin/activate
$ pip install -r REQUIREMENTS.txt
$ pip install --upgrade transifex-client
$ rehash
$ tx pull -l ja
$ ./docker-run.sh html LANG=ja
$ ./docker-run.sh pdf LANG=ja
あとはoutputディレクトリにあるファイルを確認します。