役に立つサービスは作れなかったので、役に立たないサービスを考えた
個人開発を始めると、まず最初にぶつかる壁があります。
「何を作ればいいんだろう?」
世の中にはすでに、
- タスク管理アプリ
- 家計簿アプリ
- AIチャットサービス
- SNS
- メモアプリ
など、便利なサービスが大量に存在します。
もちろんそれらを作るのも面白いのですが、個人開発初心者の私には少しハードルが高く感じました。
そんな中で思ったのです。
「別に役に立たなくてもいいのでは?」
便利なサービスが溢れているなら、いっそ真逆に振り切ってみよう。
そうして生まれたのが「いらないシリーズ」です。
PNG→PNG変換サービス
PNG画像をアップロードすると、PNG画像が返ってきます。
変換前もPNGです。
変換後もPNGです。
しかし画面には堂々と、
「変換完了!」
と表示されます。
達成感だけは得られます。
PDF→PDF変換サービス
PDFをアップロードするとPDFが返ってきます。
こちらも何も変わりません。
世の中にはPDF→WordやPDF→Excel変換サービスがありますが、PDF→PDF変換サービスは見たことがありません。
なぜなら必要ないからです。
日本語→日本語翻訳機
入力:
おはようございます
出力:
おはようございます
最新のAI技術を駆使しても結果は変わりません。
時刻確認サービス
現在時刻を表示するだけのサービスです。
スマホにも時計があります。
パソコンにも時計があります。
腕時計をしている人もいます。
README削除ツール
GitHubのREADMEを削除するためだけのサービスです。
何時間もかけて書いた説明文を一瞬で消し去ります。
オープンソース文化への挑戦と言えるかもしれません。
積読支援システム
本を買ったことを記録できます。
読書進捗は記録しません。
感想も書けません。
読了管理もありません。
積読そのものを支援します。
QRコードを読みにくくするサービス
QRコードを生成したあと、
- 色を変える
- 小さくする
- 模様を増やす
などの工夫を施し、限界まで読みにくくします。
「読み取れない」という新しい価値を提供します。
パスワードを弱くするサービス
入力:
Fk9!xP3@QmL2
出力:
password
実際に使用しているパスワードは入力しないでください🙇
何も圧縮しない画像圧縮サービス
画像をアップロードすると、そのまま返ってきます。
サイズも変わりません。
画質も変わりません。
圧縮率0%を達成しました。
作ってみて思ったこと
個人開発というと、
「誰かの課題を解決しなければならない」
と思いがちです。
しかし実際には、
「なんだこれ(笑)」
と思ってもらえるものを作るのも十分楽しいと感じました。
しかも、内容はふざけていても、
- フロントエンド開発
- バックエンド開発
- デプロイ
- ドメイン設定
- UI設計
など、学べることは普通のサービスと変わりません。
むしろネタだからこそ気軽に作れて、最後まで完成させやすいというメリットもあります。
今後の目標
この「いらないシリーズ」を少しずつ増やしていこうと思っています。
もしかしたら、世界で一番役に立たないサービス群になるかもしれません。
もし皆さんも
「そんなの誰が使うんだ」
と思うアイデアを思いついたら、ぜひ教えてください。
多分、私は作ります。




