0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

土木のためのPython入門① 環境構築編(Google Colab・uv)

0
Last updated at Posted at 2026-08-06

この記事を読む前に

  • 本記事は筆者個人の学習記録であり、所属する大学や特定の団体の公式見解ではありません
  • 記事の内容には十分注意を払っていますが、正確性や完全性を保証するものではありません
  • 本記事を参考にする場合は、必ずご自身でも最新の公式情報等をご確認ください
  • 本記事の利用によって生じたいかなる損害についても、筆者は責任を負いかねます

この記事でできるようになること

  • Google ColabでPythonを実行できる
  • uvでローカル開発環境を構築できる
  • 今後の土木×Python学習の準備ができる

0. はじめに

この記事は、土木・都市工学を専攻する筆者が、
「土木分野でPythonを活用すること」を目標に学習した内容をまとめるシリーズ記事です。

近年、土木分野では

  • GIS(地理情報システム)
  • 点群データ
  • 交通データ分析
  • 防災・ハザードマップ分析
  • 建設DX

など、データを活用する場面が増えてきています。

それらを扱うための有力なツールの一つがPythonです。

本シリーズでは、

  • Pythonをこれから学ぶ土木学生
  • データ分析に興味のある人
  • 研究でプログラミングが必要になった人

に向けて、学習過程を記録していきます。

第1回となる今回は、Pythonの環境構築について説明します。


1. Pythonの環境構築

Python学習で最初につまずきやすいのが環境構築です。

近年では様々な方法がありますが、本記事では次の2つを紹介します。

方法 特徴
Google Colab ブラウザだけで利用可能。初心者向け
uv + VSCode ローカル環境。本格的に学びたい方向け

まずはGoogle Colabから始め、慣れてきたらuv環境へ移行することをおすすめします。


1-a Google Colab を用いる方法

Google Colabとは

Google ColabはGoogleが提供しているクラウド上のPython実行環境です。

特徴として

  • インストール不要
  • ブラウザだけで動く
  • 無料で利用可能
  • Jupyter Notebook形式

といったメリットがあります。

特にプログラミング初心者や、
「まずはPythonを触ってみたい」という方にはおすすめです。

利用手順

  1. Googleアカウントでログイン
  2. Google Colabへアクセス

image.png
上図のGoogle Colaboratory を選択
3. 「新しいノートブック」を作成

以下を実行してみましょう。

print("Hello Civil Engineering!")

正常に実行できれば環境構築は完了です。

1-b uv を用いる方法

uvとは

uvはAstral社が開発しているPythonのパッケージ管理・仮想環境管理ツールです。

従来利用されていた

  • pip
  • venv

などの機能をまとめて扱えることが特徴です。

また、動作速度が非常に高速であり、近年はPython開発環境として急速に普及しています。

インストール

Windowsの場合はPowerShellで

winget install --id=astral-sh.uv

を実行します。

インストール後

uv --version

でバージョンが表示されれば成功です。

プロジェクト作成

作業ディレクトリを作成し、

uv init civil-python
cd civil-python

を実行します。

仮想環境を作成します。

uv venv

有効化します。

.venv\Scripts\activate

上記の方法はWindows環境を想定しています。

最後にPythonを確認します。

python --version

2. どちらを使うべきか

個人的には次のように使い分けるのがおすすめです。

✅ Pythonを試したい → Google Colab

✅ 研究や開発で利用したい → uv + VSCode

✅ 将来的にGISやデータ分析を行いたい → uv + VSCode

3. おわりに

今回はPythonの環境構築について紹介しました。

環境構築は少し面倒ですが、一度整えてしまえば様々な分析や自動化に活用できます。

次回は

  • Pythonの基本文法
  • 変数
  • 条件分岐
  • 繰り返し

などについて整理していこうと思います。

今後は土木分野を題材に、

  • pandas
  • matplotlib
  • GeoPandas
  • 国土数値情報
  • GIS解析

なども扱う予定です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次の記事はこちら

連載一覧はこちら

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?