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Power Platformハッカソンでの心構え・ポイント

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こんにちは!
今回はPower Platformを使用した開発ハッカソンでのポイントについてご紹介します。
最近、PowerPlatformを使用して、市民開発者・初心者の方が開発を体験するイベント(ハッカソン)が増えています。

一般的なハッカソンにも共通するところがあるかと思いますが、Power Platformの担当をしている私がこの1年間で継続的にいろんなハッカソンにメンターとして参加させていただいた中で感じたことや意識したほうがいいことをまとめていますので、今回「Power Platformハッカソン」とさせていただいてます!

初めてハッカソンに参加する方や、どのように取り組んだら充実した時間が過ごせるのか気になる方はぜひご一読ください☺

🌟ゴールを見据えて開発スケジュールを計画!
🌟現場にこだわりすぎず、できることからやってみる!
🌟メンターへの相談時間を有効活用!
🌟自分のアプリのアピールポイントを考える!

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🌟ゴールを見据えて開発スケジュールを計画!

ハッカソンは開発期間が短期(数日~数か月)で設定されていることが多いです。
ここで重要なのはすべての機能を実装する前提にするのではなく、欲しい機能の優先順位をつけて、重要な機能から実装していくスケジュールを立てること、そして、それに沿って開発する担当者を割り当てることです。

ハッカソンが始まったタイミングでは、開発時間が十分あるように感じますが、意外と一瞬で終わってしまいます。
重要な機能、後回しにしてもいい機能を取捨選択しつつ、チームでの参加であれば、機能ごとやサービス領域ごとにだれが開発するのか役割分担して、力を合わせて、取り組むことができると、限られた時間の中で最大限素敵なものが作れると思います。

また、最初に取捨選択しておくと、捨てた機能の計画自体立てなくてもよくなりますので、効率よく取り組むことができます。

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🌟現場にこだわりすぎず、できることからやってみる!

2つ目は、現場にこだわりすぎず、できることからやってみる!です。
こちらはハッカソン以外でも重要になってきますが、
技術的に難しい現場の要件にこだわりすぎて、ほかのところができないということや、やる気がなくなってしまうということではもったいないです。
まずは機能を簡略化して、できるところから開発し、システムが動くところを見ることを目標に置いてみてください。

動くところを実際に見るとイメージができたり、やる気も出てきますので、その繰り返しでより難易度の高い、現場のニーズに合ったアプリを作成していけると思います。

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🌟メンターへの相談時間を有効活用!

3つ目に、ぜひメンターへの相談時間を有効活用していただきたいです。
メンターはハッカソン参加チームのアドバイザーとして動いてくれる存在で、ハッカソン中は1、2週間に一回くらいの頻度で定期的に相談時間を設ける運用がよくあります。

定期的に直接有識者へ個別で質問できる環境が整っているというのは貴重なことで、ハッカソンならではだと思います。
自分の時間で勉強は進めつつ、相談時間にメンターへ詰まったところを相談してみて下さい。
相談日の日程を見ながら手を動かして計画的に質問したいことをまとめておくと効率的・効果的に進めることができます。
この有識者との時間を有効に使うことで、短期間であっても、学びが多い時間になると思います。

忙しくて、メンターへの相談時間に手を動かす時間を確保される方もいらっしゃいますが、せっかくの機会なので、できれば、ご自身でできる範囲は自習の時間をとりながら進めていただき、相談する時間ではわからないことをどんどん聞いていくことがおすすめです😉

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🌟自分のアプリのアピールポイントを考える!

あとは、ハッカソンの終わりにアプリの発表会が開催されたりしますが、こちらに向けて、どういう点を自分のアプリの推しポイントにするのかを意識しながら開発できるといいと思います。
わくわく感をプラスしてみたり、高いROI効果を出せる機能を追加してみたり、デザインを凝ってみたり、いろいろあると思いますが、普段から意識しながら開発に取り組んでいると、最後の発表でも気持ちをこめて発表できると思います。

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まとめ

ハッカソンを通して、皆さんには業務効率化・DXのためのソリューションを構築していただき、そのアプリ・システムを使うことで、

  • 少しでも早く家に帰れるようになる
  • 新しいことに挑戦する時間を作れるようになる
  • もっと重要な業務に時間を割く

という世界観を実現していただきたいと思っております!

そこがもちろんPower Platformの価値であるのですが、それに加えて
「尊重し協力しあう文化」、「コミュニケーション・コラボレーション」を生んでくれるツールでもあるのかなと思っています。(私個人の意見ですが、私がPower Platform大好きな理由の一つがここにあります。)

これから始まる開発ぜひ皆さんで楽しみながら、協力しあって、コミュニケーションをとり合って取り組んでみてください。
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ぜひハッカソンの時間、楽しんでください!
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