CoE Starter Kitの更新は定期的にやらなければいけないため、毎回少し手間がかかります。
その際に注意が必要な点をまとめました。
こちらは同じ環境にすでにCoE Starter Kitを入れたことがある場合の更新の手順とその時の注意点となります。
最新のアップデートについては
https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/guidance/coe/after-setup#subscribe-to-coe-starter-kit-releases
0. Creator Kitインポート
2023年アップデートしてない方はCreator Kitのインポートからお願いいたします。
(コードコンポーネントオンにするのが注意点)
https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/guidance/creator-kit/setup
1. 最新のソリューションダウンロード
アップグレードに必要な最新バージョンをダウンロードします。
以下のリンクから最新のバージョンをダウンロードします。
https://aka.ms/CoeStarterKitDownload
2. アンマネージドレイヤー削除
ソリューションレイヤーにアンマネージドレイヤーがあるとアップグレードできません。
アップグレード前にアンマネージドレイヤーの削除を行う必要があります。
CoE Admin Command Centerアプリで確認します。
「CoE Flows」を選択します。
アンマネージド レイヤーがあることを示すレイヤーアイコンが表示されているかどうかを確認します。
レイヤー アイコンを選択して、フローのソリューション レイヤー ページに移動し、アンマネージドレイヤーを削除します。
バージョンアップにより変更がリセットされる(厳密には複製したフローやアプリを削除してからバージョンアップする必要がある)ため、カスタマイズした場合はバージョンアップのたびにカスタマイズの必要があります。
※ テーブルとモデル駆動型アプリはマージがサポートされています。
独自のアンマネージドソリューションを作成し、そこで変更を加えることにより、簡単に拡張できます。
3. ソリューションのインポート
zipファイルの中の「Core Component」 をインストールします。
同様に、必要に応じて「Gavement Compornent」「Nurture Compornent」「Audit Component」「InnovationBacklog Compornent」「ALMAccelerator Compornent」などをインストールします。
ソリューションインポートの手順は以下を参照ください。
4. CoE Setup and Upgrade Wizardアプリで設定
CoE Setup and Upgrade Wizardアプリで初期設定を行います。
手順に沿って新しい環境変数、接続参照などを設定していきます。
注意
手順通りアップデートしても、エラーになる可能性があります。
その場合は、開発チームに直接問い合わせたり、過去の問い合わせを確認してください。
issueの調べ方
エラーログのダウンロードを行い、キーになる値を取ってきます。
GitHubのフィルターで入力します。
このように情報を絞り込んでほしい質問とその回答の情報を得ることができました。