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VolareAdvent Calendar 2019

Day 18

【時間がない人向け】基本情報試験の午後試験は自分に合った戦略を練ろう

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はじめに

本記事はVolare Advent Calendar 2019の18日目の担当分です。
はじめまして!僕は関西の情報系の大学2年生で情報系ですが実績なくて、来年からインターンで使えないかな...と思い、まずは基本情報の資格を取得しました!

午前試験については先日、記事を投稿したのでぜひこちらも読んでくれると嬉しいです。
下の画像を見て分かるように、午後の方が点数がいいのになんで午前しか書かないんだ、とありがたいツッコミいただいたので午後試験について書こうかと思います。といっても、実は**午後試験の勉強はほとんどしていないです。**過去問を2周だけしてたら試験日になりました。(計画性の無さ...orz)ですが、無事合格出来たので、なぜ84点を取ることが出来たか自分なりに分析して、自分に合った戦略を練ろうということで書きたいと思います。
S__67100924.jpg

午後試験を攻略する上で

はじめに

結論から言いますと、**分野ごとの特徴を理解して勝ち筋を見つけましょう。**午後試験で出題される問題は以下のようになります。

番号 分野 出題数 配点
問1 情報セキュリティ 必須 12点
問2~7 選択問題 6問中4問選択 48点
問8 アルゴリズム 必須 20点
問9~13 プログラミング言語 5問中1問選択 20点

問2~7の選択問題は以下のようになります。

  • ソフトウェア
  • ハードウェア
  • データベース
  • ネットワーク
  • ソフトウェア設計
  • マネジメント系
  • ストラテジ系

そして、僕が選択した問題と、各配点は以下のようになります。

問1 情報セキュリティ 問2 ソフトウェア 問5 ソフトウェア設計 問6 プロジェクトマネジメント 問7 経営戦略・企業と法務 問8 データ構造及びアルゴリズム 問13 表計算
4/4 5/5 6/6 5/6 5/5 5/9 4/6

見てもらったら分かるように問1から問7はほぼ満点を取っています。個人的に出来すぎたと思っていますがある程度狙ってはいました。僕が考えた戦略というのは「午前試験の勉強が活用できる問1と選択問題で7割、アルゴリズムと言語問題で5割」を想定しました。

なぜこの戦略にしたのか

「情報系なのにアルゴリズムと言語捨てるな」とか「膨大な範囲を7割で乗り切るなんて」とか言う声が聞こえてきそうですが、資格を取る以上、「合格する」という結果が必要だと思っています。受験勉強と同じでいかに効率よく点数を稼げるか分析して、考えた結果がこの戦略でした。そして、**午前で知識を得まくっている状態だから、そのまま活かせばいいんじゃない?**って思ったので前半の得点源に集中する戦略にしました。時間がないので、無理にアルゴリズムや言語を覚えるよりも得点を稼げると考えました。

問1から問7について

はじめに言います、午後試験の選択問題は情報系の知識を使ったセンター国語です。センター試験を受けたことがない人に向けて伝えると、必要な情報を引き出せる読解力がカギです。軽く問題文を見てください。
スクリーンショット 2019-12-18 17.44.14.png
これは問6なので顕著に出ていますが、**文章量がとにかく多いです。**ソフトウェア設計、マネジメント系、ストラテジ系は知識はあまり必要なく、いかに文章を読み解いたりグラフを読み解く力があるかだと思います。なので、初めから問5から問7はほぼ決定して、残り1問は実際の問題を見て一番簡単な問題を選択しました。今回は問2で数学の極限の範囲が出ていてラッキーと思って内容も易しめだったので、問2を選択してました。

アルゴリズムと言語選択について

アルゴリズムに関しては大学の授業であったため、満点はいかずとも5割は取れるだろうという自信はありました。言語も最初はCを選択しようとしましたが、1年前に使ったきりで今はpythonやExcelで統計をする授業が多かったので、表計算を選択しました。正直5割取れたらいいかなと思っていたので、どれでもよかったです。(エンジニアの方々ごめんなさい。笑)

基本情報技術者試験の改正について

プログラミング言語「COBOL」の廃止

・「COBOL」について、教育機関等における指導言語としての利用の減少、本試験における受験者の選択率の極端な低下により、2019年の秋期試験をもって出題を廃止

教育機関であまりCOBOLが使われなかったり、試験でも選択者が少ないということで、2019年の秋から廃止することになったみたいです。

上記に合わせて「Python」を追加

・「Python」について、適用範囲の拡大と利用の増加、機械学習やディープラーニングに関わる主要なOSS(*4)での採用の広がり等により、2020年の春期試験から出題に追加

近年、機械学習やディープラーニングはよくメディアでも取り上げられることがありますね。僕も最近機械学習に興味を持ち始めているので、2020年の春に受けていたらPython選択してたと思います。

午後試験の出題数、回答数、配点などの見直し

・選択問題を構成する分野の統合を実施し、出題数及び解答数を、現行の13問出題7問解答から、11問出題5問解答に変更
・プログラミング能力等を重視し、配点を変更
詳細は次の表のとおりです。
<見直し後>
スクリーンショット 2019-12-18 19.05.57.png

<見直し前>
スクリーンショット 2019-12-18 19.06.05.png

特筆すべき点としてはアルゴリズムとプログラミング言語が合わせて50点となります。基本情報ですから、やはりプログラミング能力は重視すべきですよね。(お前が言うな)

次の試験ではどんな戦略を取ればいいか

ここまで読んでくれれば、僕が言いたいことが予想つくかもしれませんが、絶対アルゴリズムとプログラミング言語を満点目指しましょう。情報系に強い方だと、割と余裕を持ってこの二つを満点することが出来ます。情報系に関わってこなかった人でも、勉強すれば全然取れます。

終わりに

以上で僕が午後でどうやって勉強を進めたかを紹介しました。最後にも言いますけど、午後試験の勉強はしてないので、こんなやつも受かったんだなと思って勉強に励んでください!

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