WordPressをHTTPS通信にする方法
環境
Conoha VPS
Ubuntu 18.04 LTS
UbuntuにWordPressをインストールするためには、以下の記事を参考にしてください。
WordPressをUbuntuサーバーにインストールする
はじめに
Let's Encryptを用いてSSL化を行いますが、この際に独自ドメインが必要です。
以下、sylife.jp
というドメインを取得していることで書いていきます。
ApacheにSSLモジュールのインストール
# Apache2のsslモジュールの有効化
sudo a2enmod ssl
# Apache2の再起動
systemctl restart apache2
参考:How to install Let’s Encrypt on Apache2
Certbotのインストール
#Certbotのインストール
sudo apt install certbot python-certbot-apache -y
# 実行
sudo certbot --apache -d sylife.jp
# メール受け取り用のメールアドレスを入力
# 規約への同意
# メールアドレス公開の可否(Nでもよい)
# httpでアクセスした際にhttpsにリダイレクトするか?(する場合は2)
# Apache2の再起動
systemctl restart apache2
参考:7時間目 SSL証明書をインストールしてサイトをSSL化する
サイトに接続してみる
これで、うまく設定できたはずです。
早速、sylife.jp(もちろん、貴方の作ったサイトのほうです!)に接続してください。
URL欄がhttps
となっていることが分かると思います。
また、http
で接続すると、https
になることが確認できます。
Let's Encryptを自動更新するようにする
Let's Encryptは3か月ごとに更新する必要があり、その際に以下のコマンド入力が必要です。
sudo certbot renew
これを毎回入力するのはたぶん忘れるので、自動更新されるようにします。
sudo vim /etc/crontab
# 以下の内容を追記
0 0 * * * root /usr/bin/certbot renew
# これは、毎朝0時に実行することを意味します。
# Cronが動いているのかの確認
/etc/init.d/cron status
# Activeと出てくれば大丈夫です。
参考:7時間目 SSL証明書をインストールしてサイトをSSL化する
参考:ubuntuでcrontabに設定した反映が実行されない
さいごに
環境等によっては、上記の通りにやってもうまくいかない場合がございます。
その場合は、最初からやり直すか、環境に合わせた調整をお願い致します。
何かご意見ご感想等ありましたら、お気軽にコメントして頂けると幸いです。
以上で解説を終わります。