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Azureにもツールケースが有るんすね

Last updated at Posted at 2017-12-01

Strava Cyclistのアドベントカレンダー2017?の2日目です。

先月は自転車で合計8,000m登るという目標を達成できました!祝!

image.png

1回、出先でパンクしたことも有りましたが、ツールケースに予備のチューブを入れておいたので、
無事に乗り続けることができました。
困ったときに必要なツールを入れておくケース、持ってて良かったです。

そんな便利なツールケースが、Azureにも有るんです。
結構長いことAzureに触れているのですが、その存在を最近知ったので、
他にもそんな人がいると信じて紹介します。

Azure Tools

Webロール等のVMにリモートデスクトップで接続して、Powershellのウィンドウを開きます。
そこに下のコマンドをコピペすると、Azure Toolsが自動的にダウンロードされ、起動してきます。
わずか10秒ちょっとで!

md c:\tools; Import-Module bitstransfer; Start-BitsTransfer http://dsazure.blob.core.windows.net/azuretools/AzureTools.exe c:\tools\AzureTools.exe; c:\tools\AzureTools.exe

image.png

Toolsタブでは、使いたいものをダブルクリックすると、インストーラーをダウンロードしてきてくれます。
たくさん便利なツールが用意されているので、先程のリンクを是非ご一読を。
それぞれ紹介していきたいですが、長くなってしまうので一つだけ。

Set Busy

例えばWebロールで、特定のインスタンス上でトラブルシューティングがしたい、という時。
もしリモートデスクトップでログインできるなら、このツールを使うと新しい接続が来ないように、ロードバランサーから切り離してもらうことができます。

image.png

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ボタンを押してみると分かるんですが、ポータル上で反映されるまでは数十秒かかりますが、ツールの操作としては結構サクッと切り替わります。
プローブ用のポートか何かをファイアウォールで塞げば良いのかなーなんて思ってましたが、netstatで見てもそんな様子は無さそうです。
どうやって実現しているのか分からなくて気になったので、パケットキャプチャしてみたところ、IPアドレス:168.63.129.16に対して、http/xmlでそれらしい通信が見つかりました。
外部に公開しているエンドポイントとも違うし、なんなんだこのIPは、と思ったらそういうのがあるんですね、納得。

https://blogs.technet.microsoft.com/jpaztech/2016/04/01/about-168-63-129-16/
image.png

ちなみに、Workerロールでやるとなんか良いことあるかな?と試してみましたが、
busyにすらならないので、ロードバランサーを介さないものには意味なさそうですね。

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